儚き者達
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授業が終了し生徒達は担当している場所を掃除していた。
「ランバードさんは何処に行かれたんだ?」
ランバード、獄寺、山本、京子は教室の掃除をしていたがランバードの姿が見えない。
探しに行こうとする獄寺に一人の男子生徒が言った。
「カーツェなら廊下で風紀委員達に何処かに連れて行かれたよ。」
「何だと!!」
獄寺と山本は目を鋭くし応接室に行こうとすると校内放送から雲雀の怒鳴り声が聞こえてきた。
「獄寺隼人!山本武!笹川了平に笹川京子!今すぐ体育館に来な!来なかったらランバード・カーツェを咬み殺すよ!!」
獄寺達はランバードを助けようと急いで体育館に走って行った。
「獄寺達も警察行きになるんだろうな。」
獄寺にランバードの行方を知らせた男子生徒は呟く。
因みに彼は晶と憐也が矛盾している所を指摘され黙り込むランバードを不信に思いそれからツナに嫌がらせを止めた生徒の一人だった。
「てめぇ!ランバードさんに何てことをしやがる!」
「雲雀もランバードの守護者なのな!」
「雲雀さん!いくらツナちゃんを嵌めたからってこれは酷すぎます!」
「極限にランバードに付けた手錠を外すのだ!」
体育館に着いた獄寺達が目にしたのは、物凄い数の手錠で身動き出来ないようにして転がされてるランバード。
そしてそんなランバードを侮蔑の目で見る雲雀がいた。
「昨日は笹川京子はともかく獄寺隼人、山本武、笹川了平は欠席してたからね。」
それが何だ!ランバードに付けている手錠を外せと捲し立てる獄寺達に雲雀は黙れ!と殺気を出して黙らせる。
「今からある物を見てもらう!それを見てランバード・カーツェが正しいなら外してやる。」
雲雀の合図で草壁がスクリーンに映像を写す。
「沢田・・・十代目は無実・・・。」
「それじゃ、俺達がツナにしたことは・・・。」
「極限に酷いことをしてしまった!!」
全ての映像を見終えた獄寺達はツナがランバードに嵌められたことを知り愕然とし、京子は自分は助かったのではないのかと思いつつも雲雀の自分を見る憎悪の目を見て体が震えている。