儚き者達
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
並盛の近くにあるホテルの最高級の部屋に獄寺、山本、良平が呼び出された。
三人が部屋に入るとランバードとリボーン、家光がいた。
「良く来てくれた。これから俺が話すことは九代目の言葉だと思い聞くように。」
家光が勅命書を読み上げていく。
「ランバード・カーツェをボンゴレ十代目に任命する。また、元十代目候補だった沢田津菜の守護者はランバードの守護者に任命する。」
ランバードは笑顔で獄寺達に言った。
「俺をボスと認めて貰えるなら皆に守護者になって欲しいんだ。獄寺達なら信頼出来るから。」
ツナとクロームに暴力を振るわれても責めないで普通に振る舞うランバードに良い印象を持っている獄寺達はランバードの言葉に頷いた。
「獄寺隼人。俺は貴方に忠誠を誓います!」
「俺もなのな!」
「極限に力になるぞ!」
ランバードはありがとうと獄寺達と握手を交わす。
「良かったらこれから一緒に昼食を食べないか?親睦会も兼ねて。」
ランバードの提案に獄寺達は勿論だと言い、家光はこれでボンゴレは安泰だと安心し後は同世代のランバード達だけで食事を取らせることにし家光とリボーンは隣の部屋に移動した。
「後は雲の守護者の雲雀恭弥と霧の守護者の六道骸とクローム髑髏に忠誠を誓わすだけだが・・・。」
「かなり難しいぞ。雲雀とクロームはランバードを嫌ってるし骸は危険だ。」
頭を抱える家光とリボーンはボンゴレ内に置ける地位と利益を餌に説得することにした。
食事を終え帰宅したランバードはベッドに寝転ぶ。
「あいつらは簡単に騙され裏切るからな。ボンゴレを継いだらさっさと切るか。雲雀と霧の守護者も要らないな。」
雲雀の戦闘能力は欲しいが自分に歯向かう人間は要らない。
霧の守護者のクロームはツナの味方、骸は有名なマフィア嫌いだ。
雷の守護者は五月蝿そうな子供。
「俺に忠実な守護者を選ばないとな!」
ランバード自身正直、ツナの守護者だった人間を側に置きたくはなかった。