儚き者達
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獄寺達は顔を険しくしてツナを罵る。
「ケッ!てめぇみたいな尻軽に忠誠を誓った俺が馬鹿だったぜ!」
「ダメツナに助けられたのは最大の汚点なのな!」
「暴力を振るって沢田さん最低だよ!」
「極限に最低な人間だ!極限にランバードに謝るのだ!」
ツナは震えなら「違う!」「そんなことしてない!」と言うがそれが獄寺達と集まった生徒達のシャクに障った。
「うるせーよ!」
獄寺は腹を庇いながら踞っているツナに煙草を腕に押し付ける。
「うあぁぁぁぁぁーー!」
煙草の熱さで悲鳴を上げるツナは山本は手にしていたバットを刀に変え踞っているツナの背中を切り付け、了平はツナの胸ぐらを掴んで顔を殴り付ける。
刀で切り付けられ殴り付けられツナは目を見開き声のない悲鳴をあげる。
そこからは他の生徒達(主にツナと同じクラスの女子と一部の男子)が暴力を振るう。
「おい!この女、ここから落としちまおうぜ!」
新しく煙草に火を付けた獄寺がツナに向かって煙草を投げ付ける。
「ぎゃぁっ!」
投げ付けられた煙草が顔に当たり短い悲鳴を上げるツナに京子が平手打ちをする。
「少しはわかった?ランバード君が辛い思いをしたのを。」
「京子ちゃ・・・。」
「名前で呼ばないで!」
そう言い捨て京子は了平の元に行く。
「さっさとダメツナを落とすのな!じゃないといつまでもランバードが傷つくのな!」
山本の言葉に反応した生徒達も賛成と騒ぎ出しツナの体を屋上のフェンスから落とそうとする。
「や、止めて!」
「うるさい!アンタが死ねば平和になるのよ!」
「じゃあな!アバズレ女!」
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ!」
落ちて校庭で真っ赤に染まったツナーー
屋上には自分勝手な正義感に酔う生徒達にツナを裏切り殺してしまい更に淀んだ黒い感情に言いようがない恐怖を感じる獄寺、山本、了平、京子。
そしてツナが死んだことにより焦るランバードがいた。