儚き者達
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「俺達がやることは只では済まないしあの時に望んだ通りになる保証はないんだ!」
「そんなこと分かってるって・・・まさか復讐者の依頼は絶対に受けろって言っていたのは・・・私を復讐者に守らせるため・・・?」
「そうだ。あれだけ依頼を受けたしお前には夢見の能力がある。運が良けりゃ匿って貰える。俺が全てやるから。お前はツナと一緒に笑ってろ。」
そう言って部屋に戻ろうとする憐也に晶は手を振り上げた。
バシッーーー
「ふざけないでよ!仮に今の私がツナと笑ってもそこに兄さんがいなきゃ意味がないわ!」
泣きながら憐也を睨む晶。
「それに私より術が下手じゃない!」
晶は憐也に抱きつく。
抱きついて泣き続ける晶の頭を撫でる憐也。
「悪かった。お前も覚悟を決めていたんだよな。」
「兄さん・・・。」
「逆の立場だったら俺も怒ってるだろうし。こうなったらランバード・カーツェ達に復讐して何がなんでもあの時の願いを叶えよう。」
例え望みが叶う可能性が低いと知っていても憐也の言葉に晶は頷いた。