儚き者達
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
深い深い夢の中で見たものーー
ツナが見知らぬ男とキスをし夜の歓楽街に向かっている写真。
それを手にして笑うランバード。
晶は目を覚ました。
『夢見か・・・。あのゲス野郎、今度は合成写真を使って追い詰める気なのね!』
目覚まし時計の針は6時30分を示している。
「嫌な夢見のせいで早く起きちゃったよ。」
晶はあくびをし洗面所に向かう。
「晶どうしたんだ?いつも目覚ましが鳴っても起きないのに?」
晶は目覚ましが鳴っても起きない。仕方なく朝食と弁当を作るために早く起床している憐也が叩き起こすのが日課になっていた。
「『夢見』よ。ランバードは合成写真を使って私達を騙してツナを追い詰める気よ。」
「晶の夢見の能力なら間違いないな。」
夢見は夢を見ることで予知をする能力。晶が産まれて物心がつく頃にはその能力を発揮していた。
「私、クロームにメールするわ。クロームは毎日ツナと登校してるから。」
「クロームと待ち合わせてツナと登校したら騙されたバカ共にツナが攻撃されずに済むし、もしかしたらツナの母親に会えるかもしれないな。」
憐也と晶はクロームと待ち合わせしツナの家に着いた。
チャイムを鳴らすとツナが出てきた。
「クロームおはよ・・・あれ晶と憐也?」
「おはよう。ツナ。」
「いきなり約束もしないで来て悪いな。」
「皆で行こう。ボス。」
玄関が賑やかなことに気付き奈々は何事だと玄関に行く。
「おはようクロームちゃん。あらそちらの子達は?」
「はじめまして。蒼真憐也です。ツナさんの隣のクラスです。」
「はじめまして。妹の蒼真晶です。ツナさんとは仲良くさせて貰ってます。」
二人は笑顔で挨拶をした。