儚き者達
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
話せと言うクラスメート達にランバードは言い難そうに実はと話した。
「クローム髑髏さんに切りつけられたんだ。」
クラスメート達は驚いた。獄寺と山本、京子はあの大人しいクロームがと驚愕した。
「クローム髑髏さんはツナさんを庇っているから仕方ないよ。」
辛そうに笑うランバードにクラスメート達は怒りを顕にし、獄寺は何があったと山本に説明を求めた。
「ツナの奴最低なのな!雲雀と付き合ってるるのにランバードに告白したのな!ランバードが断ったら暴力を振るったんだ!クロームはツナを庇ってるからランバードを切りつけたんだと思うのな!」
山本の説明に獄寺はツナに対して胸の奥から黒い感情が渦巻いた。
『雲雀のヤローを選んだのに、ランバードの奴に告白して。でも俺には・・・!!』
「十代目、いや沢田の奴は最低だぜ!あんな尻軽に忠誠を誓ってたなんて!」
吐き捨てる獄寺にランバードは内心笑う。
『獄寺自身は気付いてないがあの女に執心だったようだな。これで獄寺も此方の側だ。』
「あの尻軽女と庇う馬鹿女に制裁しようよ!」
一人の女子が言い出しそれに便乗するように次々と賛成する。
「痛い目にあえば良いのよ!」
「カーツェの痛みを知ればいいんだ!」
自分達がランバードを守るんだ!ツナとクロームを制裁し反省させてやるんだ!と正義感を燃やすクラスメート達。
ツナに対して少しは痛い目を見ればいいと思う獄寺と山本。
並高のアイドルとして君臨していた京子は気付いてないがツナが京子を差し置いて顔だちが良い雲雀と付き合ってることに嫉妬していた。
『ここの連中は俺の嘘に簡単に騙されて馬鹿ばかりだな!』
ランバードはそんな獄寺達を嘲笑った。