儚き者達
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放課後になり山本は部活、獄寺は生徒指導の教師に呼び出され、京子とクロームはツナに気を使わせないように帰宅し、帰り支度をして応接室に行こうとするツナはリボーンに屋上に来いと言われ屋上に向かう。
屋上にはランバードがいた。
『何であの人が!?』
リボーンは他の奴ら(獄寺、山本、了平、クローム)には昼休みに教えたがおめぇはいなかったからなと説明する。
「ランバードはカーツェファミリーのドンの息子でボンゴレ3世の傍系だ。ボンゴレの同盟ファミリーだから仲良くしろよ。」
「ツナさんよろしくお願いします。」
握手を求めてくるランバードにツナは戸惑いながら握手をする。
「・・・よろしく。」
ツナは用事があるからと足早に屋上を後にした。ランバードの視線を感じながら。
『顔が十人並かそれより少し上程度なのは頂けないが流されやすいみたいだから告白したら直ぐに落とせそうだな。』
ランバードは値踏みするように見ていた。
ツナは見回りで雲雀はいない応接室に入りソファーに座り込む。
『何なの?カーツェ君は何を考えてるの?』
「津菜。」
「雲雀さん。」
ツナは見回りから帰ってきた雲雀に話した。
「カーツェ君はカーツェファミリーのボスの息子でボンゴレの同盟ファミリーだそうです。」
「マフィアか。ボンゴレも赤ん坊も津菜がドンナになるように仕向けてるね。」
津菜はマフィアにはなりたくないと言い続けてるのにもかかわらずマフィアの道を歩かせようとしている。
雲雀としては津菜にマフィアのドンナになどなって欲しくはない。
マフィアになってしまったら津菜は苦しむだろうと思うと雲雀は眉を寄せた。
「津菜。ランバード・カーツェが何を企んでるか分からない。暫くは様子見だ。」
雲雀は安心させるように津菜を抱き寄せた。