なんて格好を
監督生の名前
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〜ある日のモストロラウンジ〜
ユウはこの日、給仕のアルバイトをしに来ていた
「では後の詳しい内容は、アズールに聞いてください」
「あの…ジェイド先輩?」
「はい、早速何か問題でも?」
にこにことした表情を変えないジェイドに対してユウはさっきから気になっていることを思いきって質問してみる
「この服、スカートが短すぎじゃないですか? というか全体的に露出高過ぎじゃないですか?」
「おや、気のせいじゃないでしょうか?」
「絶対気のせいではないですよね…!」
てっきり皆と同じようにオクタヴィネルの寮服を着て給仕するものだと思っていたのだが、「こちらを着てください」とジェイドに渡された服は、布の素材だけは高級そうなものの、デザイン自体はド○・キホーテに置いてありそうな露出高めのコスプレ用セクシーメイド服!という感じの物だった
とりあえず着てみたものの、「やっぱりこれおかしくない!?」と思い、ジェイドに質問した訳である
「絶対この服でホールに出る訳にはいきません!私も皆さんと同じようにオクタヴィネルの寮服が…」
ユウがジェイドに必死で訴えていると
「ジェイド!何をこんなところで油を売っているんです?」
アズールがやって来た
ユウがいるのには、まだ気付いていないようだ
「おや、怒られてしまいました ではユウさん、僕は仕事に戻るので、後はアズールに聞いてください」
一瞬驚いたような顔をした後またいつものにこにこした表情に戻ったジェイドは、ユウに美しく一礼するとその場から去って行った
「?誰かそこにいるんですか……ユウさん!?」
ユウの存在に気付いたアズールが、次の瞬間ビクッと体を震わせフリーズしてしまった 相当驚いたのか、眼鏡がズレてしまっている 「ユウさん…あなた!なんて格好をしてるんですか!?」
そう叫びながらすごいスピードでこちらに向かってくるので、ユウはアズールと目を合わせたまま思わず後退りしてしまう が、後ろは壁だ アズールに壁際に追い詰められる形になってしまった
アズールが勢い良く壁に両手をつくユウの頭には、(これは、壁ドンってヤツでは? )と過ぎった
「店を手伝いに来てくださるというのでお待ちしていたら、出てきたあなたはまさかこんな格好で…こんな…格好」 壁ドン状態でユウを見下ろすアズールだが、露出が高いせいでどうしてもユウの胸元に目がいってしまうようだ
「クッ…」
アズールはユウから目を背けて眼鏡をかけ直す 少し顔が赤くなっているようだ
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