六つ子の魔法使い

『ちゅっどーーーーーーーーーーん』

ここはグランプナリン王国

魔法が全てのこの王国で

とある家の一室が

ガラガラと音を立てて崩れ去った

「あいたた」

瓦礫の下から1人の少女が姿を現した

「あ… えへへ(舌ペロ)

こんな所見せちゃってごめんね

私、一 恵(にのまえ めぐみ)

宜しくね」

普通の家庭であれば

どうしたのかと見に来るはずの家族が

彼女がいきなり話しだしても

顔を出す事が無い

何故ならこれが日常だからだ

それもそのはずで

彼女の階級は下位だからだ
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