フォリーシスカルライナー

2人は町で武器や防具を買い

装備して準備を行った

そして村人達から用心の為と貰った

アイテム数点と

1000デンを受け取り

2人は村人達に見送られ旅立った

村から出てしばらくたつと

デクサルザが現れた

ヨーダと言う名のこのデクサルザの1種は

オトピチュの周辺に生息しており

蟲の形をして角が生えていた

「早速出てきたな」

「うん、早くも実践だね」

「俺から行くぜ『アブレグム・ラージ・コリース・レザ』・・・」

呪文を唱えるトリークの灰色の髪が、ふわりとわずかに浮く

「『イグラ・ルテ・ダリア・バム』!」

コリースが成功した証として

トリークの周りにバム(火)が集まり始めた

「凄い!トリーク 成功したね」

「あ、ああ このままヨーダを攻撃すれば良いのか?」

「そうだと思うけど・・」

「早いとこ攻撃しないとまずいしな 良し行くぞ! はあ!!!」

気合を入れてダリアを振り下ろすと

バムが一体となってヨーダに攻撃を加えた

「ぎゃああ」

「効いたぞ!!」

「今度はあっちが攻撃してくるよ! 気をつけて」

「ああ、エレナもな!」

「余所見してると危な・・・・」

エレナが言い終わらないうちにヨーダがトリークに攻撃してきた

「ギャウ!」

「ぐ!・・・」

「トリーク! 大丈夫? 今回復するから!」

「ああ、頼む」

「『アブレグム・ラージ・コリース・レザ』・・・」

エレナは呪文を唱える時に瞑った目を開け

「『イグラ・ジャルム・ウロド』!」

と呪文を言い放った

すると何処からともなくウロド(水)が現れ

トリークの傷口に浸透していった

そして、トリークの傷が癒えた

「ありがとうエレナ 良しこれで最後だ うりゃ!!」

「ぐわ~~~~」

ヨーダは悲鳴を上げて倒れた

「よし、この調子でどんどん行くぞ」

「うん!」

2人は港へと道を急いだ
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