フォリーシスカルライナー
ここはヒュマンド族の暮らす小さな村「オトピチュ」
オトピチュは、キスンド島と言う小さな島に存在する唯一の村だ。
エルナはここで生まれ育った
肩まであるランジュ石の髪と、青い目の少女だ
ランジュ石とは宝石で、黄緑色よりも薄く明るい色だ
幼い頃から祖父母に戦争の話を、子守唄代わりに聞いていた為
原因を探る旅に出たいと思うようになっていった。
しかし戦争終了直後から、デクサルザが発生するようになり
村の外に出る事は禁忌とされていた。
デクサルザとは
「邪悪なもの」と言う意味を持つ
そんなエルナにいつも寄り添うトリークは
短く切られた灰色の髪に、黒い瞳を持つ青年だった
2人は婚約を約束する仲だ
そのトリークがヒュマンド族の首都、「アリスカロンド」に召集される事になった
理由は、トリークが成人を迎えたからだ。
ヒュマンド族は成人すると、首都へ報告に行き
軍に配属すると言う掟があるのだ
アリスカロンドは、キスンド島から南の
「コルステット大陸」と言う、大きな大陸の、ほぼ中央にある都市だ。
フォリーシスの中心ともなった首都だ
今では繁栄を取り戻している。
『首都に行けば何か分かるかも知れない』
エルナはそう考え、トリークと一緒に行く事を決意する。
幸い、婚約者又は配偶者を、一緒に連れて行ってはいけないと言う戒律は無い
村の人々は、反対することなく、旅立つ事が出来る事となった
出立は1週間後と定められ、それまでに色々勉強する事になった
長老の家に行くと、長老たちはエレナたちに指導を始めた。
「お前たちに、コリースに付いて、詳しく説明して進ぜよう」
「まずは意味じゃ『聖なる力』と言う意味がある」
「そして種類 コリースには、7つの種類がある。」
「ファグ(炎)、ウロド(水)、デーム(風)、ノトン(土)、クェル(雷)、リール(光)、ヤウン(闇)だ」
「コリースはデクサルザ達に、あらゆる危害を加える事が出来るのじゃ」
「武器による攻撃じゃあ効かないのですか?」
「そうじゃのう・・・トリークの力であれば、通用すると思うが・・・。」
「じゃあ俺は武器で攻撃するぜ」
「まあ両方を、応用して攻撃するのも手じゃて、静かに聞いとれ。」
トリークは注意を受け、押し黙った。
「それにウロド(水)、デーム(風)、リール(光)はジャルム(回復)してくれるしのう」
「それは、アイテムが無くなった時の為ですね。」
「ふむそうじゃ 明日はさらに詳しく説明する」
「「ご指導ありがとうございました!! 明日も宜しくお願いします。」」
こうして2人は長老の家を後にした。
オトピチュは、キスンド島と言う小さな島に存在する唯一の村だ。
エルナはここで生まれ育った
肩まであるランジュ石の髪と、青い目の少女だ
ランジュ石とは宝石で、黄緑色よりも薄く明るい色だ
幼い頃から祖父母に戦争の話を、子守唄代わりに聞いていた為
原因を探る旅に出たいと思うようになっていった。
しかし戦争終了直後から、デクサルザが発生するようになり
村の外に出る事は禁忌とされていた。
デクサルザとは
「邪悪なもの」と言う意味を持つ
そんなエルナにいつも寄り添うトリークは
短く切られた灰色の髪に、黒い瞳を持つ青年だった
2人は婚約を約束する仲だ
そのトリークがヒュマンド族の首都、「アリスカロンド」に召集される事になった
理由は、トリークが成人を迎えたからだ。
ヒュマンド族は成人すると、首都へ報告に行き
軍に配属すると言う掟があるのだ
アリスカロンドは、キスンド島から南の
「コルステット大陸」と言う、大きな大陸の、ほぼ中央にある都市だ。
フォリーシスの中心ともなった首都だ
今では繁栄を取り戻している。
『首都に行けば何か分かるかも知れない』
エルナはそう考え、トリークと一緒に行く事を決意する。
幸い、婚約者又は配偶者を、一緒に連れて行ってはいけないと言う戒律は無い
村の人々は、反対することなく、旅立つ事が出来る事となった
出立は1週間後と定められ、それまでに色々勉強する事になった
長老の家に行くと、長老たちはエレナたちに指導を始めた。
「お前たちに、コリースに付いて、詳しく説明して進ぜよう」
「まずは意味じゃ『聖なる力』と言う意味がある」
「そして種類 コリースには、7つの種類がある。」
「ファグ(炎)、ウロド(水)、デーム(風)、ノトン(土)、クェル(雷)、リール(光)、ヤウン(闇)だ」
「コリースはデクサルザ達に、あらゆる危害を加える事が出来るのじゃ」
「武器による攻撃じゃあ効かないのですか?」
「そうじゃのう・・・トリークの力であれば、通用すると思うが・・・。」
「じゃあ俺は武器で攻撃するぜ」
「まあ両方を、応用して攻撃するのも手じゃて、静かに聞いとれ。」
トリークは注意を受け、押し黙った。
「それにウロド(水)、デーム(風)、リール(光)はジャルム(回復)してくれるしのう」
「それは、アイテムが無くなった時の為ですね。」
「ふむそうじゃ 明日はさらに詳しく説明する」
「「ご指導ありがとうございました!! 明日も宜しくお願いします。」」
こうして2人は長老の家を後にした。