フォリーシスカルライナー
これは、今の物語が始まる、はるか昔の話。
ここダレンシアには、かつて四つの種族が存在していた。
人に最も近い姿を持つ、ヒュマンド族。
天使の翼と悪魔の尻尾を併せ持つ、ホシリア族。
巨体に長い鼻、ただ一つの眼を持つ、キョレスタ族。
そして、大きな石ほどの体しか持たない、小さな民――ストリン族。
彼らは同じ大地に根を張り、
違いを受け入れながら、穏やかに暮らしていた。
しかし、ある日突然。
理由も告げられぬまま、四種族は争いを始めた。
後に「フォリーシス」と呼ばれる、大戦である。
この戦争により、
最も小さな存在であったストリン族は、滅びの淵へと追い込まれた。
彼らは誰も寄せ付けぬ秘境へと姿を消し、
以後、その行方を知る者はいない。
残された三種族もまた、
互いを警戒し、距離を取りながら、
それぞれの地へと散っていった。
再び戦火が上がるのではないか――
誰もがそう危惧した。
だが、皮肉なことに。
争いが始まった本当の理由が分からぬまま、
フォリーシスは終結を迎える。
なぜ戦ったのか。
何を恐れ、何を守ろうとしたのか。
その答えは、どの種族にも残されなかった。
そして今――
離れた町に住みながらも、
種族同士の交流は、少しずつ再び始まりつつある。
これは、その「理由」を探す者たちの物語である。
ここダレンシアには、かつて四つの種族が存在していた。
人に最も近い姿を持つ、ヒュマンド族。
天使の翼と悪魔の尻尾を併せ持つ、ホシリア族。
巨体に長い鼻、ただ一つの眼を持つ、キョレスタ族。
そして、大きな石ほどの体しか持たない、小さな民――ストリン族。
彼らは同じ大地に根を張り、
違いを受け入れながら、穏やかに暮らしていた。
しかし、ある日突然。
理由も告げられぬまま、四種族は争いを始めた。
後に「フォリーシス」と呼ばれる、大戦である。
この戦争により、
最も小さな存在であったストリン族は、滅びの淵へと追い込まれた。
彼らは誰も寄せ付けぬ秘境へと姿を消し、
以後、その行方を知る者はいない。
残された三種族もまた、
互いを警戒し、距離を取りながら、
それぞれの地へと散っていった。
再び戦火が上がるのではないか――
誰もがそう危惧した。
だが、皮肉なことに。
争いが始まった本当の理由が分からぬまま、
フォリーシスは終結を迎える。
なぜ戦ったのか。
何を恐れ、何を守ろうとしたのか。
その答えは、どの種族にも残されなかった。
そして今――
離れた町に住みながらも、
種族同士の交流は、少しずつ再び始まりつつある。
これは、その「理由」を探す者たちの物語である。