同姓同名

ホッキョクグマ館に入ると

直ぐに大きな水槽が目に入った

「おお~! でかいな」

「本当だね パンフレットに書いてあるとおり!」

4人が奥へと進んでいくと

丁度モグモグタイムと言う時間で

水槽の中に魚が投げ込まれ

それを取る為にホッキョクグマが豪快なダイ
ブをしていた

ダイブする度に大きな歓声がおこり

4人も興奮しながら見入っていた

モグモグタイムが終わると

4人は2階へと進んでいった

2回には3ヶ所にちょっとした階段があり

そこを登っていくと半球状のドームがあった

ドームから顔を出すと間近でホッキョクグマの姿が見れるようになっていた

寒さに強いホッキョクグマが

悠然とそして堂々と歩いている姿が目に入った

4人が順番に見て、満足した所で

ホッキョクグマ館を後にし

最後にこれも楽しみにしている

アザラシ館へと足を進めていった

「このアザラシ館で最後だな」

「うん、でも、凄く楽しみだね!」

アザラシ館に着くと

そこは何処かの漁港のような所だった

「なんかいかにもって感じだね」

「ああ、アザラシってああいうところにいそうだもんな」

しばらく外にいるアザラシを見たところで

中へと入っていった

館内には水槽が3つあり

その内1つは筒状になっていた

「ここをアザラシが通るんだね!」

「そうだな カメラを設定しておこう」

「だね! シャッターチャンス逃しちゃう」

4人は携帯のカメラ機能を設定し構えた

と同時に係員に

「フラッシュ撮影は禁止になってます」

と注意を受けた

フラッシュ機能はついてないので

4人はその言葉を受け流した

しばらく待ったところで

ようやくアザラシが筒状になっている水槽を通った

「やった! 写ったか?」

「うん! 撮れたよ!」

4人はそれぞれの写真を見せあい

アザラシ館を後にした

「これからどうする?」

「近くにあるホテルに予約取ったから、そこに行こう」

「そうだね。今日は疲れちゃった」

そんな訳で4人はホテルへと向かった
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