奪ってもいいですか?
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『ん〜!!おいしい!!』
喫茶店名物、ナポリタンを口一杯に頬張っている
この人、飯食うてる時も可愛いんか
「ふは…めちゃめちゃ口の周りナポリタンなってますわ」
『っえ嘘!?いや〜恥ずかしい!』
無防備な口の周りに、おしぼりを持った手が伸びる
『あっ…』
「じっとしてください、取れへんすよ」
『ん…』
おしぼりからでも伝わる、柔らかそうな唇
この口に、くちづけできたら。
「はい、綺麗っす」
『あ、ありがとう…』
「ぜんざいめっちゃうまいっす」
『ふふ、ほんとにぜんざい好きなんだね』
「粉羽先輩も好きっすか?」
『財前くん程じゃないけど好きだよ!お正月3回はおかわりして…「俺のことも好きになってもらえんすか」
『え…?』
「ふっ…嘘っすよ。そろそろ行きましょ」
『あ、うん…』
嘘をつくのは得意な方だ
だけど、こんな見え透いた嘘をついて何になるのか
『よーし着いたぁ〜!財前くん、今日ほんとにありがとう!』
「いえ」
電車を降りて、改札へと続く階段を先輩が先に登っていく
足元にふと目をやると、真っ赤な靴擦れができていた
「…あんた」
『え?わっ!』
雲のように軽い体をふわっとお姫様抱っこして、階段を駆け上がる
『ちょ、財前く…』
「なんでこんななるまで黙って耐えてんすか、足」
『え、いやだいじょ…』
「黙って。改札出たとこにコンビニあるんで絆創膏買ってきます」
駅前の広場にある石段に座らせて、足早に絆創膏を買いに行った
『あの…ごめんね、ありがとう』
「ほんま、靴に血つくほど…綺麗な足に跡残ったらどうするんすか」
『そんな大袈裟な…』
「今度からは痛なる前に言ってくださいよ」
喫茶店名物、ナポリタンを口一杯に頬張っている
この人、飯食うてる時も可愛いんか
「ふは…めちゃめちゃ口の周りナポリタンなってますわ」
『っえ嘘!?いや〜恥ずかしい!』
無防備な口の周りに、おしぼりを持った手が伸びる
『あっ…』
「じっとしてください、取れへんすよ」
『ん…』
おしぼりからでも伝わる、柔らかそうな唇
この口に、くちづけできたら。
「はい、綺麗っす」
『あ、ありがとう…』
「ぜんざいめっちゃうまいっす」
『ふふ、ほんとにぜんざい好きなんだね』
「粉羽先輩も好きっすか?」
『財前くん程じゃないけど好きだよ!お正月3回はおかわりして…「俺のことも好きになってもらえんすか」
『え…?』
「ふっ…嘘っすよ。そろそろ行きましょ」
『あ、うん…』
嘘をつくのは得意な方だ
だけど、こんな見え透いた嘘をついて何になるのか
『よーし着いたぁ〜!財前くん、今日ほんとにありがとう!』
「いえ」
電車を降りて、改札へと続く階段を先輩が先に登っていく
足元にふと目をやると、真っ赤な靴擦れができていた
「…あんた」
『え?わっ!』
雲のように軽い体をふわっとお姫様抱っこして、階段を駆け上がる
『ちょ、財前く…』
「なんでこんななるまで黙って耐えてんすか、足」
『え、いやだいじょ…』
「黙って。改札出たとこにコンビニあるんで絆創膏買ってきます」
駅前の広場にある石段に座らせて、足早に絆創膏を買いに行った
『あの…ごめんね、ありがとう』
「ほんま、靴に血つくほど…綺麗な足に跡残ったらどうするんすか」
『そんな大袈裟な…』
「今度からは痛なる前に言ってくださいよ」