奪ってもいいですか?
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俺があと1年
いや
あの人があと1ヶ月遅く生まれとったら
チャンス、あったんかな
『謙也ー!頑張ってー!!』
観客席の中でも、ひときわ目立つ声が響く。
その声の主は、誰よりも真剣に、誰よりも楽しそうに声援を送っていた。
「おう、ちよ!観にきてくれてたんか!」
『お疲れ様!あったりまえー!まぁちょっと寝坊しちゃったからギリギリだったんだけど!』
「せやろな!朝連絡つかん時点で察してたっちゅー話や」
『今日もパワーアンクルつけてたの?ほんとすごいよね…めちゃめちゃ足速かったもん!』
「ふはは!俺の速さはあんなもんやないでー!まだまだスピードアップするっちゅー…「謙也さん邪魔っす」
仲睦まじい2人の間に、わざとらしく踏み込む
「おぉ!なんや財前、おったんか!」
『わー財前くんもお疲れ様ー!』
も、って俺はオマケかいな。
「ハァ…夫婦漫才はあの2人だけにしてほしいっすわ」
金色先輩とユウジ先輩を指差して答える
「『あれには負けるっちゅー話やぁ〜!』」
返しが被り、驚く謙也さんを面白がって
ふふっ、真似しちゃった、と向日葵のように元気いっぱいの笑顔を咲かせる粉羽ちよさん
『あ、そうだ謙也!昨日作っといたレモンの蜂蜜漬け持ってきた!』
俺の好きな人
「おぉ〜!さんきゅ!めっちゃうまそうやないか!」
そして
「うまぁ!!ちよ天才やん!さっすが俺の彼女やなぁ!」
謙也さんの彼女である。
『ほんとー!?良かった!財前くんも食べる?』
美味しそうにレモンを頬張る謙也さんを見て、思い知らされる
「…もらいますわ、ありがとうございます」
俺はいつでもオマケなことに
いや
あの人があと1ヶ月遅く生まれとったら
チャンス、あったんかな
『謙也ー!頑張ってー!!』
観客席の中でも、ひときわ目立つ声が響く。
その声の主は、誰よりも真剣に、誰よりも楽しそうに声援を送っていた。
「おう、ちよ!観にきてくれてたんか!」
『お疲れ様!あったりまえー!まぁちょっと寝坊しちゃったからギリギリだったんだけど!』
「せやろな!朝連絡つかん時点で察してたっちゅー話や」
『今日もパワーアンクルつけてたの?ほんとすごいよね…めちゃめちゃ足速かったもん!』
「ふはは!俺の速さはあんなもんやないでー!まだまだスピードアップするっちゅー…「謙也さん邪魔っす」
仲睦まじい2人の間に、わざとらしく踏み込む
「おぉ!なんや財前、おったんか!」
『わー財前くんもお疲れ様ー!』
も、って俺はオマケかいな。
「ハァ…夫婦漫才はあの2人だけにしてほしいっすわ」
金色先輩とユウジ先輩を指差して答える
「『あれには負けるっちゅー話やぁ〜!』」
返しが被り、驚く謙也さんを面白がって
ふふっ、真似しちゃった、と向日葵のように元気いっぱいの笑顔を咲かせる粉羽ちよさん
『あ、そうだ謙也!昨日作っといたレモンの蜂蜜漬け持ってきた!』
俺の好きな人
「おぉ〜!さんきゅ!めっちゃうまそうやないか!」
そして
「うまぁ!!ちよ天才やん!さっすが俺の彼女やなぁ!」
謙也さんの彼女である。
『ほんとー!?良かった!財前くんも食べる?』
美味しそうにレモンを頬張る謙也さんを見て、思い知らされる
「…もらいますわ、ありがとうございます」
俺はいつでもオマケなことに
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