【あなたを忘れないための痛み】




手を繋ぐたび

抱きしめあうたび

キスするたび

とけあうたび

身長を刻んだ柱みたいに

体に刻んでおきたかったよ。


いつ終わってくれるんだか
わかんない人生の中で

服と擦れるたび

シャワーを浴びるたび

人に見られるたび

君を想い出すたび

痛みが甘い思い出を連れてくるのならば

どんな痛みもやがて
あなたへのスイッチになって

きっとずっと一緒にいられるでしょう？




本物のあなたは
もう 隣にいなくたって

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ホラーみたいになってしまった。笑
でも思うよね。思わない？笑
消えない何かとして幸福を残したいなって

でもそんなの"幸福の食べ残し"だねきっと
あとから食べたって冷たくておいしくなくて
そんな風にするくらいなら、
新しい思い出を今あなたと作ればいいんだ。




2018.6.24
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written by こめい