天界には天使だけではなく悪魔も一緒に住んでいた。

天使は毎日人間の為に色々な手助けをしていました。

それに比べて悪魔は毎日毎日人間や天使達にイタズラをしていました。

悪魔は人間や天使達の嫌がる姿を見るともっとやりたくなる性分でした。

そんな悪魔を見過ごせる訳はなく、神様は何回か注意をしましたが悪魔は聞きません。

神様は罰として悪魔をめんだこに変えました。

神様は「罰としてその姿で人間界で過ごしなさい」と言うと悪魔めんだこを人間界へ落としました。

落とされた場所は海でした。

悪魔めんだこは溺れるともがきますがすぐに泳げる事が分かり、海の中でも息が出来るのでスイスイと泳いでいきました。

目指したのは人間がたくさん住む所。

泳いでいく間、サメや他の魚に食べられそうになりましたがなんとか逃げ切る事が出来ました。

人間が住む所へ着くとそこには人間がたくさんいました。

悪魔めんだこは今までも人間界へ何回も来ていたので人間の多さに驚く事はありませんでした。

しかし、これからどうすれば…

考えるがイタズラしか思いつかない。

それは性分だから仕方ないのだがこのまま海から覗いていても仕方がない。

羽根で飛べ…

羽根をバタバタ羽ばたかせましたがただ羽ばたかせれるだけで飛べる事はありませんでした。

ひとまず海に戻る悪魔めんだこ。

グーとお腹が鳴る。

腹が減った…

悪魔めんだこはその辺に泳いでいた小エビを食べる。

美味い！

そしたら上からたくさんのエビが落ちてくる。

悪魔めんだこはそれを美味しそうに食べる。

ある程度食べてお腹いっぱいになった。

しかし眠くなったな…

あれだけ泳いできた悪魔めんだこは疲れが出てきたようだ。

ひらひらと砂の上に落ちていき、そのまま眠りについた。

この後、あんな事になるとは知らずに……