男主/影山の息子
FF編
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世宇子スタジアムに着いた後、響木監督は守に告げた。
一瞬、背筋がひやりとしたけど守はいつもの守のまま試合に臨むことを決めた。
父さんを憎む気持ちのまま、サッカーをやりたくない。
その気持ちにはみんな同じだ。
監督の指示でみんな試合の準備を始めた。
「なぁ、時雨」
『なーに、守』
「お前のじーちゃん、凄い人だったんだろ?」
『うん、そうだね』
守は何かを気にしているような様子だった。
『でも、あの人は一人で頑張りすぎたんだ』
「…え?」
『じいさまも父さんも、一人で頑張りすぎたんだ。
だから、誰もその後ろに付いては来なかったんだ』
「…一人、か」
守の言葉に僕はこくりと頷いた。
『結局、サッカーは一人じゃできないから』
「そうだよな、11人でやるからサッカーなんだもんな」
『そうだよ、みんなと一緒だからここまで来たんだもん』
「絶対に勝つ、俺たちのサッカーで」
『うん、信じることの強さを父さんに見せたい』
父さん、人間は信じるから強くなる。
今、父さんが嫌った円堂大介の孫と僕は父さんに立ち向かう。
僕たちはフィールドへ向かった。
試合が始まる前、世宇子は勝利の祝杯を掲げた。
僕はなんとなく感じていた。
あれはきっと、ただの水じゃないはずだ。
父さんのことだから、きっと…
試合が始まるも、僕らは全く手が出ない。
あっさり先取点を許してしまった。
一つも通用しない必殺シュート、ディフェンス、キーパー。
次元が違うとしか言い様がない。
歩、鉄平、マックス、竜吾までも負傷する。
『竜吾っ』
「…っ!!時雨…」
『わかってる…僕が、僕が行くから』
「…頼んだぞ」
『うん、絶対に勝つよ』
ベンチに向かう竜吾の背を見送る。
今、父さんが笑ったような気がした。
でも、好きにはさせないよ…父さん!!
倒れる仲間を見て、守は歯を食いしばる。
アフロディが追い討ちをかけるように問う。
仲間を思えばこそ、傷つく姿は見たくない…傷ついて欲しくない。
守の心に付け入る、そのやり方が気に入らない。
痛む身体に鞭打って、僕は立つ。
『守、僕まだ立ってるよ!!』
「時雨の言うとおりだ」
「最後まで諦めるなよ、円堂」
「みんな…」
そう、僕らは信じているから何度でも立ち上がれる。
突然、世宇子はボールを外に蹴りだして全員で水分補給をする。
まさか、あれが“プロジェクトZ”の正体。
どこか記憶の片隅に残る言葉の破片。
でも、今は仲間を信じて立ち上がるしかない。
守にアフロディのシュートが決まる直前に前半終了のホイッスルが響いた。
ハーフタイムに入って、夏未ちゃんたちから聞いた。
あの水は“神のアクア”、プロジェクトZの根源。
『どれだけサッカーが憎いんだよ、父さんっ…』
そんなものを使ってまで、勝利を求めるのか。
この因果を断ち切りたい。
父さんに間違っていると示したい。
知らない内に僕は救急箱からはさみをとりだしていた。
ばさっ
何かが落ちる音。みんなの驚く顔。
「時雨、お前…」
修也は顔を真っ青にしていた。
『決意表明だよ、そんな顔しないで…修也』
僕は軽くなった、後ろ髪をわしゃわしゃと掻きながら笑ってみせた。
守もにっと笑って「後半行くぞ」と言ってくれた。
フィールドに向かおうとする僕を竜吾が引き止める。
「かっこよすぎだろ、お前…」
『竜吾や修也には敵わないよっ』
冗談交じりに言うと、怪我してない方の手でどつかれた。
これが竜吾の激励なんだろうな。
僕は竜吾のポジションに立って、世宇子を見据えた。
後半もボロボロになりながら、何度だって守を中心に立ち上がる。
熱いサッカーに対する想いが僕らを守を強くする。
ついにマジン・ザ・ハンドでアフロディを止めた。
みんなで守の想いを繋げる。
修也と有人のシュートがゴールを奪った。
完全に逆境を跳ね返し、流れを自分のものにした。
残り時間は少ない、あと1点だ…
「時雨!!」
『修也っ』
修也と一緒にゴール前まで駆け上がる。
「ファイアトルネード!!」
『スプラッシュ・エンプレスッ』
「『ファイア・エンプレス!!』」
母さんの影が炎を帯びる。
そのシュートがポセイドンからゴールを奪った。
後半終了直前、僕らはついに世宇子を破ったんだ。
見たか、父さん。
これが信じる力、雷門の力だ!!
喜ぶ雷門、歓声の上がる会場…それを呆気取られたように見つめる世宇子。
これでフットボールフロンティアを、サッカーを父さんから守ることが出来たんだ。
優勝の喜びに浸るみんなを置いて、飛び出していった一哉と飛鳥。
病院に直行した修也。
僕もみんなより先に会場を飛び出して、警察に向かった。
「やっぱり、来たか」
『ダメだった?』
「いや…ただ、また噛まれたりしたらと思ってな」
警察署に向かうと、早々に鬼瓦さんが対応してくれた。
心配そうに言う鬼瓦さんに僕は苦笑いして答える。
『別に会う気はないよ』
「なんだ…面会希望かと思ったがな」
鬼瓦さんは不思議そうな顔で僕を見つめる。
『何度会っても、父さんはわかってくれないから』
「そうか…」
神妙な顔つきで頷く鬼瓦さん。
これで終わったはずの父さんの事件。
でも、これで終わったとは思えないのはなんでだろう…
『取調べとかあると思うけど、気をつけてね…鬼瓦さん』
「あぁ、それはわかってる」
『護送中も厳重注意だからね!!』
「もう逃がさないさ、必ず刑務所に叩き込んでやる」
『…うん』
力強く言う鬼瓦さん。
でも、本当に何でもする人だから気をつけて欲しい。
そう思っていたら、何だか外が騒がしい。
窓の外を見ると稲妻町の方に降り注ぐ、黒いサッカーボール。
『何、あれ…』
嫌な感じしかしない。
まるで、父さんの時みたいな…
鬼瓦さんの携帯に理事長から連絡があった。
宇宙人を名乗る者たちが中学校を破壊し続けているらしい。
『あの、嫌な感じはこれだった』
「お前何かを感じ取っていたのか?」
『うん、父さんの傍にいた所為か…こういうのに敏感なんだ』
「何とも言えない能力を持ったな、お前も」
『そんな大層なものじゃない、単なる遺伝だよ』
そう言って苦笑を浮かべると、鬼瓦さんは悲しそうな目をしていた。
『もし、こんな状況でまた父さんが逃げ出したら…
本当に取り返しの付かないことになるかもしれない』
「そうならないように俺たちが厳重に護送する」
『お願いだよ、鬼瓦さん』
「あぁ。お前も一度学校に戻れ」
『うん…』
そう言ってぽんと頭を叩かれた。
こういう時に、どうやって頼っていいのか…僕にはわからない。
とりあえず、学校に向かう前に母さんのお墓に向かった。
決勝の前にも来た、母さんの墓。
『母さん、優勝したよ…したんだけど、さ。
学校…壊されちゃったよ。僕たちの学校も各地で学校壊されてるんだ』
宇宙人が学校を壊している事実。
確かに壊された学校は後を絶たないし、雷門だって…
夏未ちゃんから連絡があった。
みんなは宇宙人に歯が立たなかったと。
シュート力もスピードも世宇子なんか目じゃないんだって。
『…やっと、父さんと決着…着けたのに』
信じて疑わなかった。
これで、みんなと楽しくサッカーできるって。
「へぇ、これが影山零治の女の墓か…」
『…!?君は誰?』
含みのある言い方をする同じ年くらいの少年。
赤い刺青にモヒカン、トカゲのような目が印象強く、無意識に悪意を放つ。
「俺?俺は不動明王っつーんだ。ちょっとあんたに会いに来た」
『…僕に?』
「そ、あの影山の息子っつーからどんな悪人面かと思えば…」
そう言って、舐めますように僕を見る不動。
妙に背筋に寒気が走り、鳥肌が立つ。
「ま、それはさておき。お前、俺と来ないか?」
『…行くって、どこに?』
「真・帝国学園にだよ。影山の息子なら、申し分ねぇ」
『…真・帝国、学園?』
帝国学園じゃなくて、真・帝国学園…
とても、嫌な感じがする。
あのエイリア学園と同じ感じがする。
「ま、来るも来ねぇもお前の自由だ。
ただ…このことは誰にも言うんじゃねぇぞ」
『もし、口外したら?』
僕のその問いに対して、不動はにぃと嫌な笑みを浮かべた。
「預かっている佐久間と源田が、どーなっても知らねぇな」
『…佐久間と源田!?二人は病院にいるはずじゃ』
「あいつらは力を欲していた。だから与えてやったんだ。
今は俺たち、真・帝国学園の一員になっちまってる」
『…嘘だ!!』
「嘘じゃねーよ、試しに警察にでも口外するか?
あの二人がどうなるかは俺じゃわかんねーな。
…エイリア皇帝陛下じゃなきゃ、わからないぜ」
『エイリア、皇帝…陛下?』
驚愕する僕を見下すように笑った不動。
「返事はいつでもいいぜ」と言い残して、紫の光に飲み込まれて消えた。
僕はどうしたらいい?
このまま、みんなのところへ戻って…戦うことができるのかな。
真・帝国って、一体…
一瞬、背筋がひやりとしたけど守はいつもの守のまま試合に臨むことを決めた。
父さんを憎む気持ちのまま、サッカーをやりたくない。
その気持ちにはみんな同じだ。
監督の指示でみんな試合の準備を始めた。
「なぁ、時雨」
『なーに、守』
「お前のじーちゃん、凄い人だったんだろ?」
『うん、そうだね』
守は何かを気にしているような様子だった。
『でも、あの人は一人で頑張りすぎたんだ』
「…え?」
『じいさまも父さんも、一人で頑張りすぎたんだ。
だから、誰もその後ろに付いては来なかったんだ』
「…一人、か」
守の言葉に僕はこくりと頷いた。
『結局、サッカーは一人じゃできないから』
「そうだよな、11人でやるからサッカーなんだもんな」
『そうだよ、みんなと一緒だからここまで来たんだもん』
「絶対に勝つ、俺たちのサッカーで」
『うん、信じることの強さを父さんに見せたい』
父さん、人間は信じるから強くなる。
今、父さんが嫌った円堂大介の孫と僕は父さんに立ち向かう。
僕たちはフィールドへ向かった。
試合が始まる前、世宇子は勝利の祝杯を掲げた。
僕はなんとなく感じていた。
あれはきっと、ただの水じゃないはずだ。
父さんのことだから、きっと…
試合が始まるも、僕らは全く手が出ない。
あっさり先取点を許してしまった。
一つも通用しない必殺シュート、ディフェンス、キーパー。
次元が違うとしか言い様がない。
歩、鉄平、マックス、竜吾までも負傷する。
『竜吾っ』
「…っ!!時雨…」
『わかってる…僕が、僕が行くから』
「…頼んだぞ」
『うん、絶対に勝つよ』
ベンチに向かう竜吾の背を見送る。
今、父さんが笑ったような気がした。
でも、好きにはさせないよ…父さん!!
倒れる仲間を見て、守は歯を食いしばる。
アフロディが追い討ちをかけるように問う。
仲間を思えばこそ、傷つく姿は見たくない…傷ついて欲しくない。
守の心に付け入る、そのやり方が気に入らない。
痛む身体に鞭打って、僕は立つ。
『守、僕まだ立ってるよ!!』
「時雨の言うとおりだ」
「最後まで諦めるなよ、円堂」
「みんな…」
そう、僕らは信じているから何度でも立ち上がれる。
突然、世宇子はボールを外に蹴りだして全員で水分補給をする。
まさか、あれが“プロジェクトZ”の正体。
どこか記憶の片隅に残る言葉の破片。
でも、今は仲間を信じて立ち上がるしかない。
守にアフロディのシュートが決まる直前に前半終了のホイッスルが響いた。
ハーフタイムに入って、夏未ちゃんたちから聞いた。
あの水は“神のアクア”、プロジェクトZの根源。
『どれだけサッカーが憎いんだよ、父さんっ…』
そんなものを使ってまで、勝利を求めるのか。
この因果を断ち切りたい。
父さんに間違っていると示したい。
知らない内に僕は救急箱からはさみをとりだしていた。
ばさっ
何かが落ちる音。みんなの驚く顔。
「時雨、お前…」
修也は顔を真っ青にしていた。
『決意表明だよ、そんな顔しないで…修也』
僕は軽くなった、後ろ髪をわしゃわしゃと掻きながら笑ってみせた。
守もにっと笑って「後半行くぞ」と言ってくれた。
フィールドに向かおうとする僕を竜吾が引き止める。
「かっこよすぎだろ、お前…」
『竜吾や修也には敵わないよっ』
冗談交じりに言うと、怪我してない方の手でどつかれた。
これが竜吾の激励なんだろうな。
僕は竜吾のポジションに立って、世宇子を見据えた。
後半もボロボロになりながら、何度だって守を中心に立ち上がる。
熱いサッカーに対する想いが僕らを守を強くする。
ついにマジン・ザ・ハンドでアフロディを止めた。
みんなで守の想いを繋げる。
修也と有人のシュートがゴールを奪った。
完全に逆境を跳ね返し、流れを自分のものにした。
残り時間は少ない、あと1点だ…
「時雨!!」
『修也っ』
修也と一緒にゴール前まで駆け上がる。
「ファイアトルネード!!」
『スプラッシュ・エンプレスッ』
「『ファイア・エンプレス!!』」
母さんの影が炎を帯びる。
そのシュートがポセイドンからゴールを奪った。
後半終了直前、僕らはついに世宇子を破ったんだ。
見たか、父さん。
これが信じる力、雷門の力だ!!
喜ぶ雷門、歓声の上がる会場…それを呆気取られたように見つめる世宇子。
これでフットボールフロンティアを、サッカーを父さんから守ることが出来たんだ。
優勝の喜びに浸るみんなを置いて、飛び出していった一哉と飛鳥。
病院に直行した修也。
僕もみんなより先に会場を飛び出して、警察に向かった。
「やっぱり、来たか」
『ダメだった?』
「いや…ただ、また噛まれたりしたらと思ってな」
警察署に向かうと、早々に鬼瓦さんが対応してくれた。
心配そうに言う鬼瓦さんに僕は苦笑いして答える。
『別に会う気はないよ』
「なんだ…面会希望かと思ったがな」
鬼瓦さんは不思議そうな顔で僕を見つめる。
『何度会っても、父さんはわかってくれないから』
「そうか…」
神妙な顔つきで頷く鬼瓦さん。
これで終わったはずの父さんの事件。
でも、これで終わったとは思えないのはなんでだろう…
『取調べとかあると思うけど、気をつけてね…鬼瓦さん』
「あぁ、それはわかってる」
『護送中も厳重注意だからね!!』
「もう逃がさないさ、必ず刑務所に叩き込んでやる」
『…うん』
力強く言う鬼瓦さん。
でも、本当に何でもする人だから気をつけて欲しい。
そう思っていたら、何だか外が騒がしい。
窓の外を見ると稲妻町の方に降り注ぐ、黒いサッカーボール。
『何、あれ…』
嫌な感じしかしない。
まるで、父さんの時みたいな…
鬼瓦さんの携帯に理事長から連絡があった。
宇宙人を名乗る者たちが中学校を破壊し続けているらしい。
『あの、嫌な感じはこれだった』
「お前何かを感じ取っていたのか?」
『うん、父さんの傍にいた所為か…こういうのに敏感なんだ』
「何とも言えない能力を持ったな、お前も」
『そんな大層なものじゃない、単なる遺伝だよ』
そう言って苦笑を浮かべると、鬼瓦さんは悲しそうな目をしていた。
『もし、こんな状況でまた父さんが逃げ出したら…
本当に取り返しの付かないことになるかもしれない』
「そうならないように俺たちが厳重に護送する」
『お願いだよ、鬼瓦さん』
「あぁ。お前も一度学校に戻れ」
『うん…』
そう言ってぽんと頭を叩かれた。
こういう時に、どうやって頼っていいのか…僕にはわからない。
とりあえず、学校に向かう前に母さんのお墓に向かった。
決勝の前にも来た、母さんの墓。
『母さん、優勝したよ…したんだけど、さ。
学校…壊されちゃったよ。僕たちの学校も各地で学校壊されてるんだ』
宇宙人が学校を壊している事実。
確かに壊された学校は後を絶たないし、雷門だって…
夏未ちゃんから連絡があった。
みんなは宇宙人に歯が立たなかったと。
シュート力もスピードも世宇子なんか目じゃないんだって。
『…やっと、父さんと決着…着けたのに』
信じて疑わなかった。
これで、みんなと楽しくサッカーできるって。
「へぇ、これが影山零治の女の墓か…」
『…!?君は誰?』
含みのある言い方をする同じ年くらいの少年。
赤い刺青にモヒカン、トカゲのような目が印象強く、無意識に悪意を放つ。
「俺?俺は不動明王っつーんだ。ちょっとあんたに会いに来た」
『…僕に?』
「そ、あの影山の息子っつーからどんな悪人面かと思えば…」
そう言って、舐めますように僕を見る不動。
妙に背筋に寒気が走り、鳥肌が立つ。
「ま、それはさておき。お前、俺と来ないか?」
『…行くって、どこに?』
「真・帝国学園にだよ。影山の息子なら、申し分ねぇ」
『…真・帝国、学園?』
帝国学園じゃなくて、真・帝国学園…
とても、嫌な感じがする。
あのエイリア学園と同じ感じがする。
「ま、来るも来ねぇもお前の自由だ。
ただ…このことは誰にも言うんじゃねぇぞ」
『もし、口外したら?』
僕のその問いに対して、不動はにぃと嫌な笑みを浮かべた。
「預かっている佐久間と源田が、どーなっても知らねぇな」
『…佐久間と源田!?二人は病院にいるはずじゃ』
「あいつらは力を欲していた。だから与えてやったんだ。
今は俺たち、真・帝国学園の一員になっちまってる」
『…嘘だ!!』
「嘘じゃねーよ、試しに警察にでも口外するか?
あの二人がどうなるかは俺じゃわかんねーな。
…エイリア皇帝陛下じゃなきゃ、わからないぜ」
『エイリア、皇帝…陛下?』
驚愕する僕を見下すように笑った不動。
「返事はいつでもいいぜ」と言い残して、紫の光に飲み込まれて消えた。
僕はどうしたらいい?
このまま、みんなのところへ戻って…戦うことができるのかな。
真・帝国って、一体…