男主/影山の息子
FF編
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スタジアムの修正も済んで、ようやく試合が再開された。
試合開始直後、雷門の先制。
でも、源田は強かった…随分強くなったね、源田。
何かフィールドに違和感がある。
なんだか、円堂の様子がおかしい。
ちゃんと戦えていない円堂。
有人はどんどんあがって、シュートを打った。
きっと、今の円堂は止められない。
何かに気が付いた修也は機嫌が悪かった。
有人と春菜は、溝を埋められたのかな。
春菜が笑っているところをみると、心配はいらないらしい。
帝国の攻撃、有人が指笛を吹いた。
『…皇帝、ペンギン!?』
改良されている帝国の必殺シュート。
有人の決意の一撃は迷う円堂を容易く打ち破った。
ここで、前半が終わる…
点差は1点。
ハーフタイム、みんなから心配されている円堂。
…何かを隠している?
やっぱり、父さんに何か言われたんだ。
僕は迂闊だった、まさか…円堂に有人と春奈のことを知られたなんて。
『…想いには、想いで応えるんだよ』
「時雨…」
『円堂、いつもみたいにまっすぐ…まっすぐだよ』
それだけ言って、僕は配置に着く。
後半が始まる。
本調子じゃない円堂のために、ゴール前に集まったDF陣。
飛鳥も、栗松君も、壁山君も、風丸君もボロボロになっている。
デスゾーンも飛鳥が顔面で阻止した。
『飛鳥!!!!』
こうでもしなきゃ、デスゾーンは止められない。
飛鳥はそれを知っていた。
ここで、飛鳥は担架で運ばれ退場した。
もう、雷門の一員なんだよ…飛鳥。
その直後だった。
修也から円堂にファイアトルネードが放たれる。
それは雷門も帝国も驚いていた。
そのシュートは修也のサッカーに対する全ての情熱だという。
ホント、熱いし、カッコイイけど…やりすぎ。
『修也、やりすぎ』
すると、修也はぷいっと後ろを向いた。
「想いには想いで応えるんだろ?」
『…うん』
試合再開、円堂はいつもの熱血キャプテンに戻っていた。
そして、修也と染岡が源田を破った。
源田を破るなんて…凄いよ。
試合は接戦で、両者体力も気力もギリギリだった。
有人が駆け込んでくる。
きっと、皇帝ペンギン2号だ。
でも、もう円堂は大丈夫だって信じてる。
『円堂、止めてー!!』
「おう、止めてみせる!!」
そう言って本当に止めてしまった。
「頼むぞ、時雨」
『うん、ちゃんと運ぶよ!!』
襲い掛かる帝国のメンバー。
あぁ、こうやって向かい合うのは初めてだ。
みんな…勝負だ。
『イリュージョンボール』
「…、時雨…」
有人と一緒に編み出したドリブル技。
この距離なら…届く。
届いて、雷門のみんなの想い。
『修也っ!!』
「あぁ、行くぞ、壁山!!」
そう言ってイナズマおとしの体制。
源田はフルパワーシールドを発動するけど、円堂に裏をかかれた。
あの体制からのイナズマ一号…あれはまさに、
『イナズマ、一号おとし…』
そして、源田を再び破ってしまった。
あの鉄壁の、源田から二点も奪ったんだ。
試合終了のホイッスルが鳴り響く。
帝国に勝った。
40年間無敗の帝国。
そこに、本当の勝利が何回あったかわからない。
でも、その帝国を父さんという根源から倒してしまった。
雷門中は凄すぎる、素直にそう思った。
体中が熱くなるこの感じ。
あぁ、これがサッカーだった。
父さん、見てた?
これが本当のサッカーなんだよ。
会場から雷門コールが鳴り響く。
…父さん、きっとこんなことじゃ引き下がらないんだよね?
僕は何度も、何度でも父さんと戦うよ。
みんなが、修也がいるから、僕は戦えるんだ。
『…父さんには、仲間はいないのかな』
信じあえる仲間が傍にいたら、あんな人ではなかったのかも。
あぁ、噛まれたところが今になって痛む。
どうして、今になって…父さんのことばっかり考えてる。
僕もバカだな。
試合開始直後、雷門の先制。
でも、源田は強かった…随分強くなったね、源田。
何かフィールドに違和感がある。
なんだか、円堂の様子がおかしい。
ちゃんと戦えていない円堂。
有人はどんどんあがって、シュートを打った。
きっと、今の円堂は止められない。
何かに気が付いた修也は機嫌が悪かった。
有人と春菜は、溝を埋められたのかな。
春菜が笑っているところをみると、心配はいらないらしい。
帝国の攻撃、有人が指笛を吹いた。
『…皇帝、ペンギン!?』
改良されている帝国の必殺シュート。
有人の決意の一撃は迷う円堂を容易く打ち破った。
ここで、前半が終わる…
点差は1点。
ハーフタイム、みんなから心配されている円堂。
…何かを隠している?
やっぱり、父さんに何か言われたんだ。
僕は迂闊だった、まさか…円堂に有人と春奈のことを知られたなんて。
『…想いには、想いで応えるんだよ』
「時雨…」
『円堂、いつもみたいにまっすぐ…まっすぐだよ』
それだけ言って、僕は配置に着く。
後半が始まる。
本調子じゃない円堂のために、ゴール前に集まったDF陣。
飛鳥も、栗松君も、壁山君も、風丸君もボロボロになっている。
デスゾーンも飛鳥が顔面で阻止した。
『飛鳥!!!!』
こうでもしなきゃ、デスゾーンは止められない。
飛鳥はそれを知っていた。
ここで、飛鳥は担架で運ばれ退場した。
もう、雷門の一員なんだよ…飛鳥。
その直後だった。
修也から円堂にファイアトルネードが放たれる。
それは雷門も帝国も驚いていた。
そのシュートは修也のサッカーに対する全ての情熱だという。
ホント、熱いし、カッコイイけど…やりすぎ。
『修也、やりすぎ』
すると、修也はぷいっと後ろを向いた。
「想いには想いで応えるんだろ?」
『…うん』
試合再開、円堂はいつもの熱血キャプテンに戻っていた。
そして、修也と染岡が源田を破った。
源田を破るなんて…凄いよ。
試合は接戦で、両者体力も気力もギリギリだった。
有人が駆け込んでくる。
きっと、皇帝ペンギン2号だ。
でも、もう円堂は大丈夫だって信じてる。
『円堂、止めてー!!』
「おう、止めてみせる!!」
そう言って本当に止めてしまった。
「頼むぞ、時雨」
『うん、ちゃんと運ぶよ!!』
襲い掛かる帝国のメンバー。
あぁ、こうやって向かい合うのは初めてだ。
みんな…勝負だ。
『イリュージョンボール』
「…、時雨…」
有人と一緒に編み出したドリブル技。
この距離なら…届く。
届いて、雷門のみんなの想い。
『修也っ!!』
「あぁ、行くぞ、壁山!!」
そう言ってイナズマおとしの体制。
源田はフルパワーシールドを発動するけど、円堂に裏をかかれた。
あの体制からのイナズマ一号…あれはまさに、
『イナズマ、一号おとし…』
そして、源田を再び破ってしまった。
あの鉄壁の、源田から二点も奪ったんだ。
試合終了のホイッスルが鳴り響く。
帝国に勝った。
40年間無敗の帝国。
そこに、本当の勝利が何回あったかわからない。
でも、その帝国を父さんという根源から倒してしまった。
雷門中は凄すぎる、素直にそう思った。
体中が熱くなるこの感じ。
あぁ、これがサッカーだった。
父さん、見てた?
これが本当のサッカーなんだよ。
会場から雷門コールが鳴り響く。
…父さん、きっとこんなことじゃ引き下がらないんだよね?
僕は何度も、何度でも父さんと戦うよ。
みんなが、修也がいるから、僕は戦えるんだ。
『…父さんには、仲間はいないのかな』
信じあえる仲間が傍にいたら、あんな人ではなかったのかも。
あぁ、噛まれたところが今になって痛む。
どうして、今になって…父さんのことばっかり考えてる。
僕もバカだな。