男主/影山の息子
FF編
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いつの間にか動きがよくなっているみんな。
下鶴のシュートを円堂が弾いた。
なんだか、御影の連携が崩れ始める。
再び、円堂が上がるり、今度は僕がゴール前に走った。
「何してるんだ、お前ら」
『いいから、修也は円堂のとこまで走って!!』
「豪炎寺、こっちだ!!」
「本当に何をする気だ、円堂」
「『いいから、信じろ(て)』」
僕と円堂の声が重なる。
円堂と修也の連携シュート。
2人が蹴った瞬間、稲妻が弾けたように見えた。
ようやく1点巻き返した。
その後、ドラゴントルネードで逆転した。
御影の動きが変わる。
両者一歩を譲らない、白熱した戦い。
飛び上がった修也と下鶴が地面に叩きつけられる。
キレた杉森のシュートを円堂が止めた。
雷門は2回戦を突破した。
試合の後、病院に行く修也に付いて行った。
なんだか嫌な予感がしたから。
「本当に付いて来たんだな」
『だって、なんか嫌な予感したから』
「そうか」
そう言って、またくすくす笑う。
『な、なんで笑うんだよー』
「あぁ、すまない」
そう言いながらも、笑っている修也。
悪気がないのはわかるけど、なんで笑うんだろ。
(そんな姿が可愛いなんて、言えるわけない)
「じゃあ、診察に行って来る」
『わかった、待ってるよ』
「あぁ、また後でな」
足を引きずりながら、修也は診察室へと入って行った。
次は準決勝なのに修也がいないのは厳しいかもしれない。
そんなことを考えていると、ナースさんに診察室へと呼ばれた。
…ていうか、入っていいの?
診察室に通される。
すると、修也は困った顔をしていた。
『…どうかしたの?』
「ドクターストップがかかった」
今、なんて…
嫌な予感が的中した。
『だから、嫌な予感したんだよー』
そう言ってしゃがみこむ、僕。
「…すまない」
凹む修也の声。
あぁ、一番悔しいのは修也だ。
僕はまた一人で先走ってしまったらしい。
『とりあえず、安静にして早く治そう』
「彼女の言う通りだよ、豪炎寺君」
「『…は?』」
お医者さんの言葉に僕と修也は固まった。
きょとんとした顔のお医者さんとナースさん。
また間違えられたらしい。
『あのー、ドクター…僕、男なんですけど』
「あ、それはすまない。綺麗な顔してるから女の子かと」
『…よく間違われます』
そう言うと、修也は診察室で爆笑していた。
ナースさんもくすくす笑っている。
『わ、笑うなってばー』
僕の言葉も虚しく、修也は帰り際タクシーに乗ってもまだ笑っていた。
翌日の放課後、修也をみんなで見送って部室で作戦会議をした。
次の対戦校は秋葉名戸学園。
目金の提案で、情報収集と銘打ってメイド喫茶に連れて来られた。
…修也いなくて、よかったかも。今日も嫌な予感がする。
なんだか気付かれしている部員たち。
相反し、そこで一人だけ馴染んでいる目金。
僕はそこでメイドさんに肩を叩かれた。
そして、何故かバックヤードに攫われてしまった。
その間に他の部員はこのメイド喫茶の上の階に連れて行かれていた。
「って、そう言えば時雨は?」
「さっきから見かけないけど…」
円堂と風丸君の言葉に野部流と漫画は平然と答えた。
「あぁ、さっき見かけてね」
「とても、いい人材だったから」
「「「え…えー!!?」」」
『助けて、円堂ー!!染岡ー!!』
そう、僕はメイド服を着せられ、半泣きでこの階に連れて来られていた。
(((めちゃくちゃ似合ってる)))
「みなさん、これが萌えというものです」
『僕でしないでーっ』
目金の力説に僕は一人で反論した。
…本当に、修也がいなくてよかったかも。
試合当日、僕はずっと円堂と修也の間にぴったりくっついていた。
修也は不思議がっていたけど、円堂は笑っていた。
最近、笑われてばっかりだ…僕。
秋ちゃんと春菜はノリノリだったけど、夏未ちゃんは放心状態だった。
「これが準決勝の相手か」
「ちなみに時雨も餌食になったんだ」
『…円堂、言わないっていったのに!!」
「あぁ、ごめん」
修也は納得したように頷いた。
「だから、俺の後ろに隠れてるのか」
『うっ…』
「結構似合ってたぞ」
『もう、円堂!!』
ぷぅと頬を膨らませると、修也は優しく頭を撫でてくれた。
なんだか、それが心地いい。
「俺の分まで戦って来てくれ、時雨」
『うん、僕頑張るよっ』
今日のFWは目金ということで決着し、いざ試合開始。
下鶴のシュートを円堂が弾いた。
なんだか、御影の連携が崩れ始める。
再び、円堂が上がるり、今度は僕がゴール前に走った。
「何してるんだ、お前ら」
『いいから、修也は円堂のとこまで走って!!』
「豪炎寺、こっちだ!!」
「本当に何をする気だ、円堂」
「『いいから、信じろ(て)』」
僕と円堂の声が重なる。
円堂と修也の連携シュート。
2人が蹴った瞬間、稲妻が弾けたように見えた。
ようやく1点巻き返した。
その後、ドラゴントルネードで逆転した。
御影の動きが変わる。
両者一歩を譲らない、白熱した戦い。
飛び上がった修也と下鶴が地面に叩きつけられる。
キレた杉森のシュートを円堂が止めた。
雷門は2回戦を突破した。
試合の後、病院に行く修也に付いて行った。
なんだか嫌な予感がしたから。
「本当に付いて来たんだな」
『だって、なんか嫌な予感したから』
「そうか」
そう言って、またくすくす笑う。
『な、なんで笑うんだよー』
「あぁ、すまない」
そう言いながらも、笑っている修也。
悪気がないのはわかるけど、なんで笑うんだろ。
(そんな姿が可愛いなんて、言えるわけない)
「じゃあ、診察に行って来る」
『わかった、待ってるよ』
「あぁ、また後でな」
足を引きずりながら、修也は診察室へと入って行った。
次は準決勝なのに修也がいないのは厳しいかもしれない。
そんなことを考えていると、ナースさんに診察室へと呼ばれた。
…ていうか、入っていいの?
診察室に通される。
すると、修也は困った顔をしていた。
『…どうかしたの?』
「ドクターストップがかかった」
今、なんて…
嫌な予感が的中した。
『だから、嫌な予感したんだよー』
そう言ってしゃがみこむ、僕。
「…すまない」
凹む修也の声。
あぁ、一番悔しいのは修也だ。
僕はまた一人で先走ってしまったらしい。
『とりあえず、安静にして早く治そう』
「彼女の言う通りだよ、豪炎寺君」
「『…は?』」
お医者さんの言葉に僕と修也は固まった。
きょとんとした顔のお医者さんとナースさん。
また間違えられたらしい。
『あのー、ドクター…僕、男なんですけど』
「あ、それはすまない。綺麗な顔してるから女の子かと」
『…よく間違われます』
そう言うと、修也は診察室で爆笑していた。
ナースさんもくすくす笑っている。
『わ、笑うなってばー』
僕の言葉も虚しく、修也は帰り際タクシーに乗ってもまだ笑っていた。
翌日の放課後、修也をみんなで見送って部室で作戦会議をした。
次の対戦校は秋葉名戸学園。
目金の提案で、情報収集と銘打ってメイド喫茶に連れて来られた。
…修也いなくて、よかったかも。今日も嫌な予感がする。
なんだか気付かれしている部員たち。
相反し、そこで一人だけ馴染んでいる目金。
僕はそこでメイドさんに肩を叩かれた。
そして、何故かバックヤードに攫われてしまった。
その間に他の部員はこのメイド喫茶の上の階に連れて行かれていた。
「って、そう言えば時雨は?」
「さっきから見かけないけど…」
円堂と風丸君の言葉に野部流と漫画は平然と答えた。
「あぁ、さっき見かけてね」
「とても、いい人材だったから」
「「「え…えー!!?」」」
『助けて、円堂ー!!染岡ー!!』
そう、僕はメイド服を着せられ、半泣きでこの階に連れて来られていた。
(((めちゃくちゃ似合ってる)))
「みなさん、これが萌えというものです」
『僕でしないでーっ』
目金の力説に僕は一人で反論した。
…本当に、修也がいなくてよかったかも。
試合当日、僕はずっと円堂と修也の間にぴったりくっついていた。
修也は不思議がっていたけど、円堂は笑っていた。
最近、笑われてばっかりだ…僕。
秋ちゃんと春菜はノリノリだったけど、夏未ちゃんは放心状態だった。
「これが準決勝の相手か」
「ちなみに時雨も餌食になったんだ」
『…円堂、言わないっていったのに!!」
「あぁ、ごめん」
修也は納得したように頷いた。
「だから、俺の後ろに隠れてるのか」
『うっ…』
「結構似合ってたぞ」
『もう、円堂!!』
ぷぅと頬を膨らませると、修也は優しく頭を撫でてくれた。
なんだか、それが心地いい。
「俺の分まで戦って来てくれ、時雨」
『うん、僕頑張るよっ』
今日のFWは目金ということで決着し、いざ試合開始。