赤ずきん、兄を探す
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
##NAME1##は、大好きな兄の姿がどこにも見えず、知らない狼達に囚われて、不安が頂点に達してしまい泣き出しました。
『ぅ、うわあああああーーーー!!!かくおに゛ーぢゃーーん!!!じゃぶら゛お゛にーぢゃーーん!!!だずげでーーーー!!!!』
大粒の涙をボロボロと流し大声で兄2人の名を叫びます。
驚く狼達とは反対に、最愛の妹を泣かした事にジャブラがブチギレました。
体から発火し、体に巻き付かれていたセロハンテープを燃やします。
さらにその炎を身に纏い、その姿はまるで前世で身に付けた悪魔の実――イヌイヌの実モデル“ウルフ”の人獣型のような姿です。
「テメェら・・・もう許さねぇーー!!!炎真拳超絶㊙️奥義「猛炎・群狼連星」!!!」
激しい炎の斬撃を狼達に浴びせます。
「アイツキレやがった!」
「ここは私が。トラップ真k「氷真拳超絶㊙️奥義「氷霧・周断」!!!」
「Σぐぁあああーー!!!?」
ブルース狼が奥義を出そうとしますと後ろから氷の斬撃が直撃しました。
振り返りますとこちらもブチギレたカクがハイドレート狼達を仁王立ちで睨んでいます。
ただカクの両手両足は前世で得た悪魔の実――ウシウシの実モデル“ジラフ”の人獣型のような氷の足です。
「おぬしら・・よくも##NAME1##を泣かせたな・・!!容赦はせぬぞー!!!」
「げ。もう1人来やがった」
「こうなれば私の足の裏真拳で」
「テメーはさっきから##NAME1##になんてものを見せやがんだ!!消えろー!!」
「ぎゃあああああ!!!」
ハイドレート狼の格好は、油揚げのブラジャーに赤いふんどし、猫柄のパジャマを羽織ってるだけです。教育によくありません。
「ツッコミいれるの遅くね?」
「テメーは頭にワカメを乗せて##NAME1##の気を引こうとすんじゃねえ!!」
「Σ乗せてねえよ地毛だ!!」
「え?そのワカメ地毛じゃったのかおぬし」
「髪の毛だバカ野郎!!💢」
「今のうちに」
「逃がすか!!許さねえって言っただ狼牙!!」
「テメー、上司に向かって攻撃するとは・・・覚悟できてるんだろうな?」
「あ?今はそんな事関係ねぇだ狼牙。それに上司とか言うが新皇帝決定戦しか出てきてねぇじゃねえか」
「しかもその後も登場してきておらぬし。本当に実力あるのか疑問じゃ」
「テメーら上司に対してひどくね!?」
「ギャハハハ!ねんちゃく言われてるじゃん!」
「おぬしなんて帝王のわりに噛ませキャラではないか」
「(声はルッチに似てるのに)偉そうな態度取ってるくせにたいした事ねぇよな」
「上等じゃんキサマら愚民共に俺様の力を見せつけてやるじゃん!!!💢」
カクとジャブラの言いようにベーベべ狼とねんちゃく狼とギガ狼が怒りました。
残されたハレクラニ狼とOVER狼は今のうちに##NAME1##を連れてこの場を離れようとします。
するとドドドドド!と大きな地響きが聞こえてきました。
「くぉらーーー!!!赤ずきんを泣かすヤツは誰だーーーー!!?」
怒号と共にシンデレラのドレスを着たボーボボと、ロバの皮を被った首領パッチと長靴を履いて猫耳のカチューシャを付けた破天荒がやって来ました。
「Σ他の童話の格好してきやがった!!」
「このロリコン共がーーー!!赤ずきんを離せーーー!!!」
「そして金だけ置いていけーー!!!」
「おやびん!それだと俺達強盗です!」
「天誅ーー!!!」
「ぶっ!!!」
「ハレクr「ダーリーン!愛情込めて作った手作りケーキ、食・べ・て♡」
「Σぅおおお!!?」
「おやびんソイツにやるなら俺にください!」
「Σお前こんなの食いたいか!!??」
ボーボボはハレクラニ狼の顔面にカボチャを叩きつけました。
ハレクラニ狼が怯んだ隙に鼻毛で##NAME1##を救出します。
OVER狼には首領パッチが手作りケーキ(紫の煙が出てダイナマイトを蝋燭代わりにあちこち刺してる)を差し出して足止め?してます。
そんな首領パッチの手作りケーキを破天荒が全力で欲しがってます。
ハレクラニ狼の腕から抜け出せた##NAME1##のところにカブの馬車をがやって来ました。
馬の手綱をソフトンが握り、カブの馬車からビュティとヘッポコ丸が降りてきました。
「赤ずきんちゃん!もう大丈夫だよ。はいこれ飲んで」
ビュティは##NAME1##に近付きますと持っていた瓶を差し出します。
その瓶は##NAME1##を元に戻す薬です。
しかし、
『ぐすっ、・・・おねーちゃんだれ?しらないひとからものをもらっちゃだめってかくおにーちゃんにいわれてるからいらない』
「Σええ!?」
##NAME1##が拒絶してしまいます。
最もな言い分にビュティ達はどうしようと困り果てます。
「お困りのようだな。ここはこの天ちゃんに任せな!」
声のした方へ振り向きますとボーボボ達に制裁されて顔が凸凹に腫れてる天の助がいました。
「天の助!お前大丈夫なのか!?」
「な、なんとかな。ビュティその瓶をこっちに」
「え?うん」
天の助の言う通りにビュティは瓶を天の助に渡します。
天の助は##NAME1##達に背中を見せて何やらガサゴソとし始めます。
そして振り向いた天の助の格好は、パンチパーマを被り濃いメイク、胸元が大きく開いた服にスカートを履いてます。
胸元には哺乳瓶に入れ替えられた薬が入ってます。
「さぁ~赤ずきんちゃ~ん御飯の時間ですよ~。ママのおっぱいたーっくさん吸っていいわよ〜♡」
ずいっと近付いてきた天の助は正直怖いです。
ですので当然
『ごわ゛い゛ぃぃぃぃぃーーーー!!!!』
##NAME1##は泣いてしまいました。
「「何泣かせとんじゃ/てんだーーーー!!!!💢💢」」
「ぐぼっ!!」
そして当然ブチギレた兄2人は後ろから天の助を思いっきり蹴りました。
天の助の胸元から哺乳瓶が飛び出し、蓋が開き、中身の薬が飛び出ました。
薬は##NAME1##にかかり、口の中に入りました。
するとボンッ!と煙が出ました。
煙が晴れますと元の姿に戻った##NAME1##がいます。
『・・・え?なんであたし、外にいるの・・?』
当然##NAME1##は困惑してます。
「##NAME1##!」
「良かった元に戻って!」
『カク兄さん?ジャブラ兄さん!?ビュティちゃん達もいて、どうゆう状況!?』
「話は後じゃ!もう少し待ってくれ!」
「にしてもしつこい奴らだ!!」
「だがこれで終わりだ!鼻毛真拳超超超奥義「狼ころころでドボン」!!!」
狼達に手こずっていましたがボーボボが奥義を発動します。
すると狼達にどんぐりの着ぐるみが被せられました。
ついでにジャブラもです。
『Σジャブラ兄さんも!?』
「Σおぉい待て!!なんで俺もなんだ!?」
「この奥義は狼を標的に発動する奥義!狼臭いジャブラも標的となってしまったんだ!」
「Σ狼臭いってなんだ!?姿が狼なだけだろうが!俺はもう能力者じゃねーぞ!!」
「まぁいいや」
「よくねー!!!💢」
「狼ころころどんぶりこっ!!」
「「「「「ぎゃああああああ!!!」」」」」
ジャブラの訴えを無視しましたボーボボと首領パッチと天の助は狼達とジャブラを思いっきり蹴ります。
どんぐりの格好をさせられた彼らは坂道をころころと転がっていきます。
坂の下は大きな池があり、彼らはそこに落ちました。
ついでにボーボボは首領パッチと天の助を掴み、ぶん投げて一緒に池に落としました。
『Σなぜ2人も!?』
「悪い狼と元凶の天の助とあと首領パッチには天罰を!!いでよ神聖なる岩!」
ボーボボが両手を空に掲げますと空から「神聖な岩」と書かれた大きな大きなキャベツが降りてきました。
「『Σキャベツじゃん!!』」
「封!!!」
「「「「「ぐべばぁ!!!」」」」」
キャベツは池と同じ大きさで、すっぽりとハマりました。
『Σジャブラ兄さーーーん!!!?』
「大丈夫じゃ##NAME1##。ジャブラなら何とかするじゃろ」
カクとしてはこのままジャブラがいなくなれば可愛い妹と2人っきりで暮らせると考えています。腹黒いです。
『・・・あれ?このリュック、あたしが小さい頃に使っていたもの・・・何でコレがここに?』
「そんな事気にせんでええ」
「赤ずきんちゃん、せっかくだからこのまま遊ぼ?」
『ぇっと・・・(チラッ)』
「構わん。わしもこの辺りでテキトーに過ごすから好きに遊んだらええ」
『! ありがとうカク兄さん!ビュティちゃん何して遊ぶ?』
狼達がいなくなった事で森が平和になり、##NAME1##は兄と友達と楽しく暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
「「「「「「「「ちっともめでたくねーーーーーー!!!!💢💢」」」」」」」」
おしまい