自覚はしているが口に出すのは恥ずかしい
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コイツらの前ではしてほしくなかった・・///
❖自覚はしているが口に出すのは恥ずかしい❖
破天荒が不機嫌。めっちゃ不機嫌。
その原因は・・・
「ネェー、毛繕いしてほしいんだゾっ」
「あらら、あちこちハネてる。ブラシで整えるね」
「ありがとだゾ」
髪や尻尾がピョンピョンハネてるゾロアを##NAME1##はブラシ片手に優しく梳かして直していく。
優しくブラッシングしてくれる姉にゾロアは気持ち良さそう。
その様子に破天荒のイライラが増した。
だから
「ハッ。自分でまともに寝グセを直せねぇなんて、本当ガキだな」
わざわざ2人に近付き、ゾロアを鼻で笑って挑発した。
バカにされ、ゾロアがムッとする。
「オイラはガキじゃないゾ!!」
「ムキになるところがガキだって言ってんだよ」
「何だとーー!!」
「ゾロア!破天荒も、ゾロアに謝って」
「フンッ」
飛びかかろうとするゾロアを##NAME1##が諌め、破天荒には謝るように言うが破天荒はその場から離れてしまった。
「何なのよもぅ・・・」
破天荒の行動に##NAME1##は首を傾げる。
一方破天荒のイライラは収まらない。
このイライラは昨日から続いていた。
ゾロアが##NAME1##に抱きついても##NAME1##は怒らず笑って受け止めていたり、おやつ時にゾロアが「食べさせてほしいゾ」と言っても##NAME1##は拒否せず笑顔でアーンしてあげたり、お昼寝時にはゾロアに膝枕してあげたりと、とにかくゾロアを甘やかす##NAME1##に苛ついていた。
「ったく、甘やかし過ぎなんだよ、##NAME1##のヤツ。けど俺から言うのもプライドが・・・」
「破天荒?」
「Σうおっ!!」
背後からひょっこりと顔を出してきた##NAME1##にビックリしてしまった。
「お、おまっ、驚かすなよ」
「驚かしたつもりはないんだけど。そんなことより、何に怒ってるの?」
「・・・別に」
「ウソ。だって破天荒から「怒ってます!」ってオーラが漂ってる」
「漂ってねぇよ」
「何に怒ってるのか知らないけど、言いたいことがあるなら言って。聞くよ」
前に回り込んで見つめてくる##NAME1##に破天荒はバツが悪そうに目をそらす。
しかし##NAME1##の赤と黄色のオッドアイに見つめられ、観念したかのように話しだした。
「じゃあ言うけどよ」
「うん」
「お前、アイツに構い過ぎなんだよ」
「アイツ?」
「ゾロアだゾロア!いくら弟だからって甘やかしすぎるんだよっ!!何だよアーンや膝枕って!!俺だって・・・Σッッ!!」
思わず自分も、と言いそうになり、慌てて手で口を塞いだ。
だが##NAME1##は理解してしまったらしく、だから
「もしかして、破天荒もしてほしかったの?」
と、破天荒の図星を突いた。
「そ、んなんじゃ・・・」
「だって今の口ぶりからしてそうじゃないかなーと思ったんだけど、破天荒はどうしたいの?」
「・・・俺は・・・」
口は動くが声が小さくて、けど##NAME1##には聞こえたようでにっこり微笑んだ。
「いいよ。ただし!もうゾロアのことバカにしないでね」
「・・わーったよ」
「フフッ。破天荒イイ子イイ子」
「おいやめろっ」
「え?でもこうしてほしかったんでしょ?」
「コレは欲してねぇ!」
背伸びして頭を撫でる##NAME1##に破天荒が抵抗する。
それでも##NAME1##は撫でるのをやめず、むしろ抱きついていっぱい撫でてきた。
破天荒も初めは抵抗していたがやめた。
##NAME1##の体温の温かさと撫でる手が心地良く思えてきたから。
「(ったく、コイツ無自覚でやってくるからタチがワリィ・・・けど、コイツに甘えたい気持ちは、なんとなくわかる・・///)」
その後、おやつ時に##NAME1##が破天荒にあーんして、破天荒は赤面、ゾロア達が破天荒をからかい、怒った破天荒が怒鳴ってケンカになりかけた。
終わり
❖自覚はしているが口に出すのは恥ずかしい❖
破天荒が不機嫌。めっちゃ不機嫌。
その原因は・・・
「ネェー、毛繕いしてほしいんだゾっ」
「あらら、あちこちハネてる。ブラシで整えるね」
「ありがとだゾ」
髪や尻尾がピョンピョンハネてるゾロアを##NAME1##はブラシ片手に優しく梳かして直していく。
優しくブラッシングしてくれる姉にゾロアは気持ち良さそう。
その様子に破天荒のイライラが増した。
だから
「ハッ。自分でまともに寝グセを直せねぇなんて、本当ガキだな」
わざわざ2人に近付き、ゾロアを鼻で笑って挑発した。
バカにされ、ゾロアがムッとする。
「オイラはガキじゃないゾ!!」
「ムキになるところがガキだって言ってんだよ」
「何だとーー!!」
「ゾロア!破天荒も、ゾロアに謝って」
「フンッ」
飛びかかろうとするゾロアを##NAME1##が諌め、破天荒には謝るように言うが破天荒はその場から離れてしまった。
「何なのよもぅ・・・」
破天荒の行動に##NAME1##は首を傾げる。
一方破天荒のイライラは収まらない。
このイライラは昨日から続いていた。
ゾロアが##NAME1##に抱きついても##NAME1##は怒らず笑って受け止めていたり、おやつ時にゾロアが「食べさせてほしいゾ」と言っても##NAME1##は拒否せず笑顔でアーンしてあげたり、お昼寝時にはゾロアに膝枕してあげたりと、とにかくゾロアを甘やかす##NAME1##に苛ついていた。
「ったく、甘やかし過ぎなんだよ、##NAME1##のヤツ。けど俺から言うのもプライドが・・・」
「破天荒?」
「Σうおっ!!」
背後からひょっこりと顔を出してきた##NAME1##にビックリしてしまった。
「お、おまっ、驚かすなよ」
「驚かしたつもりはないんだけど。そんなことより、何に怒ってるの?」
「・・・別に」
「ウソ。だって破天荒から「怒ってます!」ってオーラが漂ってる」
「漂ってねぇよ」
「何に怒ってるのか知らないけど、言いたいことがあるなら言って。聞くよ」
前に回り込んで見つめてくる##NAME1##に破天荒はバツが悪そうに目をそらす。
しかし##NAME1##の赤と黄色のオッドアイに見つめられ、観念したかのように話しだした。
「じゃあ言うけどよ」
「うん」
「お前、アイツに構い過ぎなんだよ」
「アイツ?」
「ゾロアだゾロア!いくら弟だからって甘やかしすぎるんだよっ!!何だよアーンや膝枕って!!俺だって・・・Σッッ!!」
思わず自分も、と言いそうになり、慌てて手で口を塞いだ。
だが##NAME1##は理解してしまったらしく、だから
「もしかして、破天荒もしてほしかったの?」
と、破天荒の図星を突いた。
「そ、んなんじゃ・・・」
「だって今の口ぶりからしてそうじゃないかなーと思ったんだけど、破天荒はどうしたいの?」
「・・・俺は・・・」
口は動くが声が小さくて、けど##NAME1##には聞こえたようでにっこり微笑んだ。
「いいよ。ただし!もうゾロアのことバカにしないでね」
「・・わーったよ」
「フフッ。破天荒イイ子イイ子」
「おいやめろっ」
「え?でもこうしてほしかったんでしょ?」
「コレは欲してねぇ!」
背伸びして頭を撫でる##NAME1##に破天荒が抵抗する。
それでも##NAME1##は撫でるのをやめず、むしろ抱きついていっぱい撫でてきた。
破天荒も初めは抵抗していたがやめた。
##NAME1##の体温の温かさと撫でる手が心地良く思えてきたから。
「(ったく、コイツ無自覚でやってくるからタチがワリィ・・・けど、コイツに甘えたい気持ちは、なんとなくわかる・・///)」
その後、おやつ時に##NAME1##が破天荒にあーんして、破天荒は赤面、ゾロア達が破天荒をからかい、怒った破天荒が怒鳴ってケンカになりかけた。
終わり