とばっちり受けてプチパニック
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
OVERが言いかけて、だがさらにそこに
「キサマら・・・私の新ハレルヤランドで何をしている?」
「げ・・ι」
上空から聞き覚えのある声が聞こえ、全員上を見る。
案の定そこには金の亡者にして新ハレルヤランドのオーナー・ハレクラニが苛立ちを隠せず彼らを見下ろしていた。
ゆっくり降り立つハレクラニに、しかしボーボボ達も負けじといちゃもんをつける。
「ああ?お前こそ失敗作のアトラクション造りやがって何考えてんだ?」
「失敗作だと?」
「とぼけんじゃねー!!お前んとこのちびっこエリアに入ったら##NAME1##だけがちっこくなり、中身まで幼くなってんだぞ!!!」
首領パッチが怒りを露にしながら悪ふざけもせずきちんと説明をした。
「・・・この小娘が・・?」
「どう責任とるんだああん?」
もはやヤクザのような態度を取るボーボボと首領パッチと天の助。
そこにカネマールとメガファンが慌てた様子でこちらにやって来た。
「ハレクラニ様ーー!!数時間前にいくつもある制御室の内の1つが何者かに侵入されてます!」
「しかも人数は3人で、奴らは納豆をぶちまけたりコーラをぶっかけたり、ところてんが機械の上に置かれたりして、それが機械の隙間に入り新(ニュー)・ちびっこエリアが故障した模様!!」
「「「「「・・・・・・・」」」」」
2人の説明に思い当たる人物達が浮かび、その場がしんと静まる。
「・・・ねぇ、##NAME1##ちゃんが小さくなる前、ボーボボと首領パッチ君と天の助君どこに行っていたの?」
「な、なんだよビュティ!!オレ達疑うのか!?」
「ヒドイじゃないか!!オレ達はちびっこエリア近くの制御室に侵入してねーぞ!!」
「・・・・・何故、新(ニュー)・ちびっこエリアの近くだとわかる?」
「Σハッ!ハメたな!」
「いや何一つハメてないぞ」
「ちなみに監視カメラに写っていた人物達がこちらです!」
天の助の自白とカネマールが見せた写真には納豆やコーラやところてんをぶちまけてる原始人の格好をした3バカが写っており、決定的となった。
「ボーボボ・・・」
「おやびん・・・」
「ち、違うんです!!天の助に命令されたんです!!」
「Σええ!?」
「本当です!!言う事聞かなければ未来永劫ところてんしか口にしない呪いをかけるぞと言われてそれで仕方無く!!」
「オレそんな事言ってねーよ!!!」
ボーボボと首領パッチの裏切りに天の助も反論。
しかしみんな誰が特に悪いとか思ってなく、3人共悪いとしか思ってない。
「##NAME1##ちゃんあっちでおいしいもの食べようか」
『おいしいもの?』
「パフェとかソフトクリームとか、好きなものを何でも買ってあげるよ」
『ほんとう!?』
「ビュティ!レム!お願い見捨てないでーー!!!」
「ボーボボ達は反省して」
「一度ならず二度まで、よくも私のハレルヤランドを・・!!」
「くっ、こうなったら・・!」
「あ!天の助どこに行くんだ!?」
「奥義!「ところてん舟盛り」!!」
天の助はダッシュすると##NAME1##の前で舟盛りを見せた。
「(今の##NAME1##は食いしん坊!味方につけちゃえばこっちのもんだ!)」
「きたねーぞ天の助!!だったらオレも!トランスフォーム!「コンペートー」!!」
首領パッチは##NAME1##の前で体を丸めてコンペートーに見せた。
「(##NAME1##はさっきオレに食いついていたんだ。これでオレの勝ちだ!!)」
「ならばオレも!!取って置きを見せてやる!!これだーーー!!」
ボーボボは皿に頭を乗せた。
「きな粉のおはぎだよ♪」
「Σ無理あるよソレ!!」
「「「さあ好きなの選んで!!」」」
しかし、
『なんか、おいしくなさそうだからやだ』
それだけ言うと顔をぷいっと横にそらした##NAME1##。
その言葉に3人共ショック。
「おい、すぐに新(ニュー)・ちびっこエリアを修理、それと小娘共にハレルヤランド内のスイーツ全てを用意しろ」
「「はっ!」」
「ハ、ハレクラニさん、私達そこまでのお金が・・・」
「構わん。コイツらにアトラクションを壊されたのは許せんが、おかげで良いものが見れたからな」
ハレクラニは流れる動きで##NAME1##を抱き上げる。
その表情は嬉しそうで、微笑みを浮かべている。
##NAME1##はこてんっと首を倒し、すると落ち込んでるボーボボ達に目を向ける。
『おじちゃん、コンペートーさん、ところてんさん、わるいことをしたらごめんなさいってあやまらないといけないんだよ』
真っ直ぐ、純粋な目で咎める##NAME1##にボーボボ達は、
「「「・・・ごめんなさい」」」
素直に謝った。
その場にいる全員が##NAME1##を称賛した。
その後、##NAME1##の面倒を見ると言い寄る面々が出てきて、乱闘になりかけ、険悪な雰囲気に##NAME1##が大泣きしてしまった。
すると##NAME1##から煙が発生し、廉瓜が姿を表し彼らを叩きのめした。(ちなみに廉瓜は幼児化されておらずいつも通りの姿で、ビュティがガッカリしたとか)
そして廉瓜から##NAME1##へとなると##NAME1##は元に戻っていた。
『なんか、食べ物の夢を見てたような気がする・・・』
「(##NAME1##ちゃんって意外と食いしん坊・・だったりするのかな?)」
終わり