とばっちり受けてプチパニック
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「え?ぎゃぁああ!!?」
『え?ぁ、あれ??』
「あっ、どこに行くの!?」
訳がわからないといった顔をする##NAME1##だが次の瞬間反対に振り向き、走り出してしまった。
だがそれは##NAME1##の意思ではなく、体が勝手に動いての行動。
何故勝手に体が動いてるのかわからない##NAME1##は怖くなり、泣きそうになる。
すると走るスピードが落ち、止まった。
恐る恐る足を動かしてみるもなんともなく、安心してその場にぺたんっと座り込んでしまう。
周りを見ても知ってる人がおらず、心細くなり、また泣きそうになる。
「おい、そんなとこに座ってると邪魔なんだけど」
『・・?』
後ろから声をかけられ、振り向く。
そこにはポップコーンを抱えたハロンオニが見下ろしていた。
##NAME1##は涙を拭い、立ち上がりハロンオニに質問をする。
『・・・おにいちゃんは、だれ?なにをたべているの?』
「オレか?オレはハロンオニって言うんだ。それからこれはポップコーンだ」
『ぽっぷ、こーん・・?』
「おいおい、ポップコーンを知らないのか?変わったガキもいたんだな」
『む。あたしのなまえガキじゃないもん。あたしは・・』
「おいハロンオニ、LOVEがまだなのかって言ってきてるぞ」
「クリムゾン」
##NAME1##が名乗ろうとした時にクリムゾンが現れた。
クリムゾンが##NAME1##の存在に気付く。
「なんだこのガキ?迷子か?」
「知らね」
「おいお前達、いつまで待たせる気だ?」
「待ちくたびれたわ」
「ベーベベ様!LOVE、白狂様!」
「あれ?3袋は?」
「席の確保させてる」
「ん?何をしているんだ?」
そこへベーベベにLOVEに白狂までもが現れた。
突如現れた男女に##NAME1##は怯えるが、だがベーベベを見た途端とてとてと近付いていく。
「・・・ん?なんだガキ」
『おじちゃん、なんであたまにワカメをのせてるの?』
――ピシッ
##NAME1##の発言にその場が凍った。
言われたベーベベはワナワナと震える。それが怒りだとクリムゾン達は悟った。
「・・・おい、誰の頭がワカメだって?あぁん?」
『!』
ベーベベの怒気に##NAME1##はびくっと怯え、あまりの怖さに涙が出てきた。
小刀をぎゅっと強く抱き、するとそこに彼らの上司のハイドレートが現れた。
「いやースマンスマン。なかなかトイレから出れなくて・・・・・ん?何してるんだこんなところで?」
「「「「「ハイドレート様!」」」」」
「ん?」
ハイドレートが##NAME1##に気付き、目を向ける。
##NAME1##の目には涙が溜まり、上目遣いで小刀をぎゅっと抱き締めたままハイドレートを見上げた。
途端、ハイドレートに雷が落ちたような衝撃が走った。
開いてはいけない扉が開いたようなそんな衝撃が。
ハイドレートが鼻息を荒くしながら##NAME1##に近付き、対して##NAME1##は何故ハイドレートが(鼻息を荒くしながら)近付いてくるのがわからずきょとんとその場に留まってる。
クリムゾン達はハイドレートの様子にすぐにおかしいと察知するが、上司な為止める事が出来ない。
「な、なんだこの気持ちは・・・この、胸の高まり、抑えようのない高揚・・、そう例えるならこれは・・・恋っ!」
「いえハイドレート様、それは動悸かもしれません。私が診ます」
「そうか!恋の発作か!」
「ダメだ全く聞いてねーよ」
「何故私がこんな幼女にとかは全く思えん。むしろ幼女でも構わないと思ってる!」
「いや我々は嫌ですよ上司がロリコンだなんて」
「私の胸に飛び込んでおいてーー!!」
ハイドレートは服を脱いで油揚げのブラと「油揚げ」と書かれた真っ赤なフンドシを晒しながら##NAME1##に抱き着こうとする。
「Σうわああああーーーハイドレート様が変態ロリコンに堕ちるーーーー!!!」
「この変質者がーーーーーー!!!!💢💢」
――ドゴォ
「ぶっっ!!?」
そこへボーボボ達が駆けつけ、ボーボボの怒りの蹴りがハイドレートの顔面にめり込んだ。
ハイドレートは後方に吹っ飛んだが誰1人彼に駆けつける者はいなかった。
「な!ボーボボ!お前も来ていたのか!?」
「Σお前はべー・・・ワカメ兄さん!」
「おいなんで言い直した!?」
「Σハッ!そんな事より##NAME1##無事か!?」
「そんな事じゃねーだろ・・・って、Σはあ!?そのガキがあの時お前と一緒にいたお前の仲間か!?」
するとそこへOVERや黄河、ランバダ達も駆けつけてきた。
「あ!ボーボボさんも来ていたんですね」
「・・・おい、キサマらいるという事はそのガキやっぱり・・・」
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