成金の告白
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「・・・そいつは黒髪のショートヘアーで、少し男っぽくて、男物の服をいつも着ているちょっと変わり者の奴だ」
ハレクラニはそれだけ言い##NAME1##の顔を伺った。
「へぇ~。そいつのことが好きなんだ、ハレクラニは」
だが、##NAME1##は平然と言った。
――あれ?これだけじゃ気付かないか?
なら!
「あとそいつは何でも屋を営んでいて昔殺し屋をやっていて少し大きめな銀の拳銃を所持しているんだ!」
「ははっ。そんな奴がいるんだな~」
今度こそ気付くだろうと思ったが、この天然彼女は全然自分の事だと気付いてない。
――こ、ここまで鈍感なのか?それともわざととぼけだフリをしているのか!?
「あとそいつには兄がいて、しかもその兄がまた凶悪で聞き分けが悪くて三度のメシより血を見るのが大好きでケツアゴなんだ」
――ここまで言えば流石にわかるだろ。
ハレクラニは勝ち誇ったかの笑った。
だが!
「ハハハッ!!そいつの兄貴、OVER兄ィ見たいな奴だな!!」
見事にスルーされた。
――・・・見たいじゃなくて本人だ!!!ここまで言ってもわからないのか!!?
ハレクラニはガックリと肩を落とした。
そんなハレクラニに構わず##NAME1##は呑気に話し掛けた。
「で、そいつにはもう告白したのか?」
――こうなったら・・・
「・・・いや、まだだが、私の好きな奴が・・・お前だと言ったらどうする?」
「・・・・・はぇ?」
いきなりのハレクラニの言葉に##NAME1##は間抜けな声を出してしまった。
「は?何言って、てか、だってお前好きな奴がいるって・・・」
「だから!」
ハレクラニは急にソファーから立ち上がり、##NAME1##の隣に座り##NAME1##の瞳をまっすぐ見て言った。
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