とばっちり受けてプチパニック
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「おいおっさん。##NAME1##が怯えてるだろ。下ろせよ」
「あ?なんでテメーに命令されなきゃいけねーんだ?それに##NAME1##は怯えてねーぞ」
「破天荒パス!」
「へいおやびん!」
「速攻か!?」
おやびんこと首領パッチの命令に破天荒はすぐさま##NAME1##を首領パッチに渡す。
「ほーらよちよち。ママでちゅよー」
「うそつけ!」
いつの間に着替えたのか首領パッチは母親の格好をして(額には「母」と書かれてる)##NAME1##に高い高いをしてる。
##NAME1##はじーっと首領パッチを見つめると、途端パッと表情を明るくさせ、
『コンペートー!』
と、首領パッチに向けて言った。
普段の首領パッチなら怒って反論するのだが、にこにこ笑う##NAME1##に思わず可愛い、と照れた。
「破天荒、決めたぞ。コンペー王にオレはn「コンペー王ってなんだーーー!!?」
――バキィ
「ぎゃぁああああーーー!!」
##NAME1##を抱えたままよくわからない事を言おうとした首領パッチにボーボボがツッコミと鼻毛攻撃をいれた。
ちなみに##NAME1##はボーボボの別の鼻毛に巻きつかれて回避された。
##NAME1##をそっと床に下ろすボーボボ。すると首領パッチが反撃をしてきた。
「ボーボボテメー何しやがんだ!!?」
「あぁん!?テメーが##NAME1##におかしな事を吹き込むからだろーが!」
「何がおかしな事だ!?コンペー王はコンペートーの中で頂点に立つ存在なんだぞ!!」
「意味わかんねーんだよ!!」
「もうやめなよ2人共!!」
「・・・あれ?##NAME1##は?」
「何を言ってる?オレはそこに下ろしたぞ・・・・・あれ?」
ボーボボが下ろした場所には##NAME1##の姿はなかった。
*****
外から甘い匂いがして、##NAME1##は小刀を抱えたままボーボボ達を置いて新(ニュー)・ちびっこエリアから出た。
小さい足でとてとて歩き、そしてある物が見えるとパァと表情を輝かせた。
「新作クレープはいかがですかー?」
「おいしいですよー!」
「いらっしゃいいらっしゃい!いらっしゃ・・・ん?」
黄河が声をかけていると下の方から視線を感じ、顔を下に向ける。
黄河の足元、小刀を抱えた幼女がキラキラした目で見つめていた。
「え?子供?迷子か?それにしてもこの顔立ちと小刀、どこかで・・・」
『なにをつくってるの?』
「え?ぁ・・・」
「クレープを作ってるんですよ」
##NAME1##の質問に黄河が答え損ねているとルビーが代わりに答えた。
『くれーぷ?おいしいの?』
「おいしいですよ」
『おねえちゃんたちがつくってるの?』
「そうだよ。君も1つどう?」
蹴人がクレープを##NAME1##に差し出し、##NAME1##はそれを受け取る。
珍しそうに見た後一口食べる。
『・・・!おいしい!』
「でしょー」
「この新作考えたの、オレだぜ」
##NAME1##が絶賛しているとメソポタミアが(無駄に)キメ顔で出てきた。
「でもメソポタミアは最後のトッピングを考えただけだろ」
「そうです。大体は黄河が考えてたです」
「なんだよ!最後のトッピングだって重要じゃねーか!!」
「おいやめろ。子供とは言えお客の前で・・・」
インダスとルビーの暴露にメソポタミアが逆ギレ。黄河が止めようとするが何故か##NAME1##はクレープと同じくらいキラキラした目でメソポタミアを見ている事に言葉が止まる。
『タコさんウインナー!』
「「「「「・・・・・・」」」」」
##NAME1##の突発的な発言に五忍衆は固まってしまった。
「・・・タコさんウインナー?」
「いやお前だろ。多分」
メソポタミアがインダスを指すがすぐに反論された。
「おいテメーら。こんな所で何してんだ?」
「OVER様!」
「いや、ハレクラニ様に我々のクレープをここで売らないかと誘われまして」
「アイツは・・人の部下を使ってんじゃーぞたくっ。・・・ん?なんだそのガキは?」
「あっ、それが、迷子なのかどうかわからなくて・・・それにどこかで見た事があるような・・・」
黄河の説明にOVERが##NAME1##を見る。
##NAME1##は手に持ってるクレープに目を向け、すると何を思ったのかOVERに近付いていく。
『もしかしてくれーぷたべたいの?』
「はあ?なんでそーなるんだよ」
『おいしいよ』
「聞いてねーよ」
『たべてみてよ。あーん』
「いらねー・・」
『あー・・・』
「・・・・・・」
「お、おいやめろ!申し訳ございませんOVER様!」
キラキラした目で見つめてくる幼女にOVERが困惑する。
黄河が##NAME1##を抱き上げどこかに連れ出そうとするが、その前にOVERが差し出されたクレープを顔を近付け、一口噛った。
「・・・・・あめぇ」
『おいしい?』
「・・・・・・・悪くねぇ」
期待に満ちた目で問われたらそう答えるしかなく。
すると##NAME1##がパァァっと喜び、笑った。
「「「「「「Σ――!! (か、可愛い・・!!////)」」」」」」
##NAME1##の笑顔にOVER達の顔が赤くなった。
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