塔の外は危険だけとは限らない
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「わぁああ~~!!これがお花畑ですか!!なんて綺麗なのでしょう!」
「喜んでもらえて良かった♪」
「あ、あの、##NAME1##さん!この花、##NAME1##さんに似合うと思う。いや似合いますのでどうぞ!」
「ぅわあ、可愛いお花!ありがとうヘッポコ丸君」
「////// (可愛い)」
「##NAME1##~、見るのら~」
「田楽マン君のそれはなんですか?」
「お花の冠なのら」
「すごいですね!」
「##NAME1##さんの私が作るよ」
「本当ですか?ありがとうございます!」
この世界に来て初めての外の世界と、おじいさん以外で優しく接してくれるみんなに##NAME1##は楽しくて楽しくて、ずっと笑顔でいました。
そんな彼女の笑顔に離れた位置からジッと見つめてる人物が2人いる事を彼女達は知りません。
暫くお花畑で遊んでいたわけですが、そろそろおじいさんの事が心配になってきた##NAME1##は、名残惜しいですがボーボボ達とお別れをします。
「皆さん、今日は本当にありがとうございました。またいつの日か一緒に遊んでください」
「もちろん!」
「近くまで送ろうか?」
「いえ、大丈夫です。それでは皆さん、さようなら」
「ばいばーい!」
「またなー!」
ソフトンの申し出をやんわりと断り、##NAME1##はボーボボ達の姿が見えなくなるまで手を振り続けました。
お土産に貰った花の冠に顔を綻ばせる##NAME1##。
すると左右の木の影から2人の男性が現れました。
突然現れた2人に##NAME1##は驚きますが、特に警戒せずその2人に挨拶をします。
「こんにちは」
「こんちは~。お嬢さん名前なんて言うじゃん?」
「私ですか?私は##NAME1##と申します」
「##NAME1##ちゃん、ね。可愛い名前じゃん」
「ありがとうございます」
「オレ様はギガじゃん。さっきボーボボの奴等と一緒にいたけど、どーゆー関係?」
「ボーボボさん達とはお友達です。もしかしてギガさん達もボーボボさん達のお友達ですか?」
「あ゛あ?誰と誰がなんだと?」
「Σっ!?」
「こらこらOVER、##NAME1##ちゃんがビックリしてるじゃん」
「・・・チッ」
「友達じゃねーけど、ある意味知り合いじゃん」
「そう、ですか」
2人の男――ギガとOVERは##NAME1##の行く先を塞いでいます。
困った##NAME1##は通してもらおうと話し掛けます。
「あの、申し訳ないのですがそこを通していただけませんか?」
「んーーどうしよっかなー・・・」
ギガは##NAME1##の頭のてっぺんから足の先まで厭らしい目で見ます。
「じゃあ・・##NAME1##ちゃんがキスしてくれたら通してあげるじゃん♪」
「・・?キス、ですか?」
「あれあれ?もしかしてキス知らないじゃん?」
「し、知ってますッ!その、キス、を、しましたら通してくださるのですか?」
「もちろんじゃん♪」
「(どの口が言ってんだか)」
ギガの性格を知ってるOVERは呆れますが口には出さず心の中で言いました。
##NAME1##は、恥ずかしくありつつもギガに近付き、背伸びしてギガの頬にキスをしました。
「・・これでよろしいでしょうか?」
「・・・・・んーー・・・このキスじゃダメじゃん」
「Σええ!?このキスがダメって・・・ではどのキスが合ってるのですか?」
「じゃあ、オレ様が正解を教えるじゃん」
「え?ギガさ・・Σんッ!?」
ギガは##NAME1##の肩に腕を回すと自分の方に抱き寄せ、彼女に深いキスをしました。
突然の事に##NAME1##は驚き、固まってしまいます。
それをイイコトにギガは自身の舌を##NAME1##の口の中に捩じ込み、彼女の舌と絡め、吸い、歯列をなぞったりと口内を犯します。
「ん・・っ、ふッ・・・んぅ・・」
長く続くキスに呼吸がうまく出来ない##NAME1##は酸欠になり頭がクラクラしてきました。
見かねたOVERが##NAME1##とギガの間に割り込み引き剥がしました。
解放された##NAME1##は思わずOVERに凭れ、OVERの服を掴みながら酸素を取り入れようと口を開けてます。
瞳はとろんと潤み、頬は上気していてその表情は扇情的でした。
OVERは思わずゴクッと唾を呑みます。
「##NAME1##ちゃんどうだった?」
「はぁ・・はぁ・・・どぅ、とは?」
「気持ち良かった?」
「はっ・・・は・・・・・・気持ち、よかった、です・・・///」
ギガからのキスを##NAME1##は正直に答えました。
するとギガはOVERにドヤ顔をしました。
イラッとしたOVERは##NAME1##の顎を掴むと自分の方に向かせ、彼女の口に深いキスをしました。
ようやく落ち着いてきたのにまたしてもキスをされた##NAME1##は、それでも拒もうとせずOVERからのキスに懸命に応えようとします。
##NAME1##が応えてくれてる事にOVERはキスをしながらギガに視線だけを向け、勝ち誇った笑みをしました。
今度はギガがイラッとしました。
ギガは##NAME1##の後ろに回るとボタンを外していきます。
##NAME1##が着ている服はロングタイプのワンピースで上半身辺りにはボタンが付いているのです。
ボタンを外し終えたギガはそこから手を入れて##NAME1##の身体を厭らしい手つきで触りました。
しかし##NAME1##はソレが擽ったくて、身を捩り、思わず声に出して笑い出します。
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