「フフ、フフフ」

「な、何だよ・・・」

「ランバダって、過保護かと思ってたけど、独占欲も強いんだね」

「そんなの当然だろ。す、好きな女を心配して守って、独占したいのは・・・///」

「///」


赤面するランバダにつられて##NAME1##も顔が赤くなった。



それから２人は食品を買い出し、一緒に暮らしてる家へと帰宅する。

帰宅中、２人はずっと手を繋いでいた。


そして


「ランバダ、ご飯が出来るまで座って待ってて」

「オレも何か手伝える事があれば手伝うぞ」

「また｢ポリゴニック・クラッシャー｣でまな板ごと切られたらたまったものじゃないから、気持ちだけ受け取るから待ってて」

「ス、スマナイ・・・」


落ち込んでしまったランバダだが##NAME1##は見て見ぬふりして調理にかかった。


そして数十分後。


「ランバダー、ご飯出来たよー」

「あぁ。・・ん？これは・・・」


テーブルには、アボカドとトマトとレタスと炒めたベーコンでドレッシングがかけられたサラダ、じっくり玉ねぎを炒めたオニオンスープ、カボチャ丸ごと使ったグラタン、等々が置かれていた。


「どうしたんだよ、こんなご馳走・・・」

「フフッ、なーいしょ♪
(今日助けてもらった事と、いつも心配して守ってくれてるお礼。なーんて言わないけど♪)

さっ、あったかいうちに食べよ」

「あぁ」

「「いただきます」」


手を合わせて、２人は食べ始めた。

途中、##NAME1##がランバダにアーンしたり、ランバダが##NAME1##にアーンしたりと食べさせ合いっこしていた。



そして時間が経ち、夜、就寝につこうとする２人。

だが、突然ランバダが後ろから##NAME1##を抱き締めた。


「ランバダ？」

「##NAME1##、昼間の件でわかっただろ。お前は可愛いんだからもうちょっと自覚と警戒心を持て」

「いやいや、あの２人はたまたま私に目が行っただけで、私をか、可愛いと思ってるのはランバダだけだよ」

「そんな事ない。お前は無自覚に人をたらしこむから困る」

「ムッ。それを言うならランバダでしょ。ランバダ気付いてた？周りの女性客や店員さんがランバダに好意の目を向けていたのを。どっちがたらしよ」

「オレは##NAME1##しか眼中にないから他の女の目なんてどうでもいい」

「・・・な、何よそれ・・・///」


ランバダの言い分にムッとなって言い返したつもりが、サラッと言ってきた言葉に##NAME1##の顔が赤くなる。


「##NAME1##・・・」

「んっ」


ランバダは##NAME1##の顎を掴み、後ろに振り向かせ、その唇に自分のものを重ねた。

重ねるだけで角度を変えたりしていたが、ランバダが自身の舌で##NAME1##の唇をこじ開け、##NAME1##の舌と絡めだした。

初めは応えていた##NAME1##だが首が痛く、息が苦しくなり、ランバダの腕を叩き停止を促す。

##NAME1##の意を汲み取ったランバダは唇を離した。その時２人の間に銀色の糸がツゥーと繋がり、プツンと切れた。


「はぁ・・はぁ・・・ラ、ランバダ・・・」

「##NAME1##・・・」


真剣な眼差しと、どことなく色気を放つランバダに##NAME1##はドキドキと鼓動が高鳴る。

ランバダも、とろんとして涙を浮かべる瞳に頬を上気させる##NAME1##に欲情する。

どちらからともなく２人はもう一度深いキスを交わした。




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