会えなくても会いに行く
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
2人が会えるのは8月17日か。
☆会えなくても会いに行く☆
今日は7月7日七夕!織姫と彦星が1年に1回しか会えないように、仕事でなかなか会えない彼と会える日。
なのに!
〈〈暴風警報が発令しました。くれぐれも外出は控えて下さい。繰り返します・・・〉〉
マジで!?
何でよりによって今日台風が来るのよ・・・!
これじゃあ電車も動いてないだろうし・・・いや、カネマールさんならもしかしたら電車動かしてくれるんじゃ・・・さすがにそれはないか。
はぁ~・・・せっかく久しぶりに会えると思ったのに・・・。
でも今日は彼にとっては稼ぎ時だから、例え晴れても会えないか・・・
~~♪ ~~♪
電話?誰から・・・え!?
「もしもしハレクラニさん!」
《##NAME1##!あと5分、いや、3分で着く!》
「え?着くって何が?」
電話の相手は今さっき思い浮かべていた彼の事で、訊こうとしたが切れてしまった。
そしてもうすぐ3分経とうとしたその時、来客を知らせるチャイムが鳴った。
もしかして・・・
慌てて玄関に向かえば、全身ずぶ濡れのハレクラニさんがそこに立っていた。
「どうしたんですか!?台風が近づいてるのに・・・」
「決ってるだろう。
キサマに会いに来た」
濡れた手で私の頬を触り、あの綺麗な青色の瞳で見つめてくる。
髪も当然濡れてるから、色っぽさが増して・・・水も滴るなんたらとは彼の為にある言葉ではないかと本気で思ってしまった。
「と、とにかくそのままじゃ風邪引いちゃう・・・今お風呂の湯を張ってきますので待ってて下さいっ」
赤くなってるであろう顔を見られないように彼から離れ、浴室へ逃げるように向かった。
急いでお風呂にお湯を入れ、その間ハレクラニさんの髪を拭いてあげる。
「あ、あの、私に会いに来たって言うのは・・・」
「そのままの意味だ。せっかく仕事を切り上げてきたというのに台風接近。
暴風警報が出たのが夕方からだから客の入りは良かったものの、電車は運行見合わせと言う。まったく何の為の電車だと言うのだ」
「いやいや、そこは安全面を考慮してのだと思いますけど・・・」
「こうなってしまった以上もしかしたら今日は会えないのではないかと、そう思ったら・・・余計に##NAME1##に会いたくなって、飛んでやって来た」
照れたような表情で言葉を告げるハレクラニさん。
連れて私も照れてしまい、同時に嬉しくもなった。
織姫と彦星とまでは言わないが、彼の仕事の都合上なかなか会えない私達はまるで彼等みたいで、会えた時はそれはもう嬉しさがいっぱいで・・・
思わず私は彼の頭を優しく抱き締めた。
「・・・濡れるぞ」
「構いません。・・ねぇ」
「何だ?」
「織姫と彦星も、こんな気持ちなんでしょうか?好きな者同士がようやく会えて嬉しくてしょうがない・・」
「さぁな。他人の事などどうでもいい。
私は、##NAME1##とこうして触れる事が出来て、幸せだ」
「私もです」
そこへお湯張りが完了した知らせが鳴る。
「ハレクラニさん、お風呂に「一緒に入らないか?」
私の言葉を遮ってハレクラニさんが誘ってきた。
いつもなら恥ずかしくて拒否するけど、今日ぐらいは・・・
「・・へ、変な事、しないなら、は、入ります・・・//////」
うぅ~・・・やっぱり恥ずかしい・・・////
ちらりとハレクラニさんを見れば、私の答えが予想外だったのか驚いてる。
それがなんか新鮮で、思わず小さく笑ってしまった。
そして彼は私の頭に手を回し自分の方に引き寄せ、キスするのではないかというぐらい顔を近付ける。
「それは、##NAME1##次第だな」
「え?え?」
どういう意味なんだと訊こうとしたが、抱き抱えられ(所謂お姫様抱っこ)浴室へ直行された。
「ハレクラニさん!私自分で・・・」
歩けます。そう言う前にキスされた。
「##NAME1##、好きだ」
・・・ハレクラニさん、ズルい・・・//////
私も好きです!!
終わり
☆会えなくても会いに行く☆
今日は7月7日七夕!織姫と彦星が1年に1回しか会えないように、仕事でなかなか会えない彼と会える日。
なのに!
〈〈暴風警報が発令しました。くれぐれも外出は控えて下さい。繰り返します・・・〉〉
マジで!?
何でよりによって今日台風が来るのよ・・・!
これじゃあ電車も動いてないだろうし・・・いや、カネマールさんならもしかしたら電車動かしてくれるんじゃ・・・さすがにそれはないか。
はぁ~・・・せっかく久しぶりに会えると思ったのに・・・。
でも今日は彼にとっては稼ぎ時だから、例え晴れても会えないか・・・
~~♪ ~~♪
電話?誰から・・・え!?
「もしもしハレクラニさん!」
《##NAME1##!あと5分、いや、3分で着く!》
「え?着くって何が?」
電話の相手は今さっき思い浮かべていた彼の事で、訊こうとしたが切れてしまった。
そしてもうすぐ3分経とうとしたその時、来客を知らせるチャイムが鳴った。
もしかして・・・
慌てて玄関に向かえば、全身ずぶ濡れのハレクラニさんがそこに立っていた。
「どうしたんですか!?台風が近づいてるのに・・・」
「決ってるだろう。
キサマに会いに来た」
濡れた手で私の頬を触り、あの綺麗な青色の瞳で見つめてくる。
髪も当然濡れてるから、色っぽさが増して・・・水も滴るなんたらとは彼の為にある言葉ではないかと本気で思ってしまった。
「と、とにかくそのままじゃ風邪引いちゃう・・・今お風呂の湯を張ってきますので待ってて下さいっ」
赤くなってるであろう顔を見られないように彼から離れ、浴室へ逃げるように向かった。
急いでお風呂にお湯を入れ、その間ハレクラニさんの髪を拭いてあげる。
「あ、あの、私に会いに来たって言うのは・・・」
「そのままの意味だ。せっかく仕事を切り上げてきたというのに台風接近。
暴風警報が出たのが夕方からだから客の入りは良かったものの、電車は運行見合わせと言う。まったく何の為の電車だと言うのだ」
「いやいや、そこは安全面を考慮してのだと思いますけど・・・」
「こうなってしまった以上もしかしたら今日は会えないのではないかと、そう思ったら・・・余計に##NAME1##に会いたくなって、飛んでやって来た」
照れたような表情で言葉を告げるハレクラニさん。
連れて私も照れてしまい、同時に嬉しくもなった。
織姫と彦星とまでは言わないが、彼の仕事の都合上なかなか会えない私達はまるで彼等みたいで、会えた時はそれはもう嬉しさがいっぱいで・・・
思わず私は彼の頭を優しく抱き締めた。
「・・・濡れるぞ」
「構いません。・・ねぇ」
「何だ?」
「織姫と彦星も、こんな気持ちなんでしょうか?好きな者同士がようやく会えて嬉しくてしょうがない・・」
「さぁな。他人の事などどうでもいい。
私は、##NAME1##とこうして触れる事が出来て、幸せだ」
「私もです」
そこへお湯張りが完了した知らせが鳴る。
「ハレクラニさん、お風呂に「一緒に入らないか?」
私の言葉を遮ってハレクラニさんが誘ってきた。
いつもなら恥ずかしくて拒否するけど、今日ぐらいは・・・
「・・へ、変な事、しないなら、は、入ります・・・//////」
うぅ~・・・やっぱり恥ずかしい・・・////
ちらりとハレクラニさんを見れば、私の答えが予想外だったのか驚いてる。
それがなんか新鮮で、思わず小さく笑ってしまった。
そして彼は私の頭に手を回し自分の方に引き寄せ、キスするのではないかというぐらい顔を近付ける。
「それは、##NAME1##次第だな」
「え?え?」
どういう意味なんだと訊こうとしたが、抱き抱えられ(所謂お姫様抱っこ)浴室へ直行された。
「ハレクラニさん!私自分で・・・」
歩けます。そう言う前にキスされた。
「##NAME1##、好きだ」
・・・ハレクラニさん、ズルい・・・//////
私も好きです!!
終わり