願い事は1つだけ
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でもOVER兄がそんな事したら雨が降るんじゃ・・・。
☆願い事は1つだけ☆
OVER城の庭園に立派な笹があり、その葉に色とりどりの色紙が引っ掛けられていた。
「おーー。今年のも立派な笹だな」
「あ、##NAME1##様!」
「ルビーは願い事ちゃんと書いたか?」
「はいです~。ルビー、もっともっと強くなってOVER様のお役に立てますようにって書いたんです~」
「そっか」
「##NAME1##様、僕ももっとサッカーが上手になってOVER様の役に立ちますようにって書きました!」
「そ、そうか・・。
(サッカー関係無いんじゃ・・・)」
「おーい、素麺運ぶの手伝ってくれー」
「「はーい!」」
ルビーと蹴人は##NAME1##から離れ黄河の手伝いに向かった。
##NAME1##は笹の葉に引っかけられてる短冊を物色する事に。
ルビーと蹴人の他に黄河やメソポタミアにインダス、さらにおちょこ口君にガンプのもあった。
願い事には[ルビーと蹴人が立派な毛狩り隊になりますように]とか[マルセイバターサンド10年分ください]とか[見た目に拘らず美味しく食べてもらえますように]とか、わりとどうでもいい願い事が掛けられていた。
しかもそう言ったどうでもいい願い事がほぼ半分を占めてる。
「アイツ等、もっとマシな願い事書けねぇのか・・」
呆れて思わず口から出てしまう。
するとそこへOVERがやって来た。
「##NAME1##、そろそろメシだとよ」
「はーい。
あれ?そう言えばOVER兄は書かなかったのか?」
「あ?・・・あぁ短冊か。
んなもんに願う事なんかねーよ。くだらね」
「(言うと思った・・。)
そういやガキの頃も書かなかったな」
「当たり前だ」
「つまんねーの。
ん?」
「どうした?」
「あの上の方、誰が飾ったんだ?」
「あ?ルビーや蹴人のじゃねーのか?」
「アイツ等のはこの辺にあるんだよ。OVER兄ちょっと見てくれない?」
「ったく。めんどくせーな」
身長が届かない為OVERにお願いする。
OVERもめんどくさいと言いつつちゃんと聞いてくれる。
普通なら人の願い事を見るのはどうかと注意を促す事なのだがこの2人に注意を促す者などおらず、と言うか促したところでこの2人は聞き入ってくれないだろう。
OVERは手を伸ばして短冊に書かれてる願い事を見る。
途端固まった。
[##NAME1##ちゃんと結婚出来ますように♥️ ギガ様より]
何故ここに芸術馬鹿帝王(OVER脳内変換)の短冊が飾られている?
「・・・まさか・・・」
OVERは上の方に飾られてる他の短冊を見る。
そこには[##NAME1##が暗殺部隊に入って俺様から離れませんように ねんちゃく]とか[##NAME1##が私のプロポーズを快く了承しますように ハイドレート]とか[##NAME1##ちゃんのヌードモデルを描きたいじゃん♪ 頭脳明晰なギガ様より]とか・・・
部外者の願い事が書かれた短冊が上の方を占めていた。(中には願い事ではない物もあるが)
勝手に人の笹に短冊を掛けられ、さらに最愛の妹ばかりの事を書かれ、OVERの短冊を掴んでる手がプルプル震え、離したと思ったら巨大鋏を具現化して手に持つ。
「「ザクロ」!!!」
ズバッ
「Σええええええーー!!!??」
奥義を発動して、部外者の短冊が引っ掛けられた上の方の笹をバッサリ斬った。
##NAME1##は突然の兄の異様な行動に当然驚いた。
「OVER様、##NAME1##様、もう皆夕食食べるのを待ってま・・・Σ何じゃこりゃあーーー!!!??」
呼びに来た黄河は上半分が綺麗に斬り落とされた笹を見て目を飛び出す勢いでこちらも驚いた。
「ちょっ、OVER兄!?何してんだよ!?」
「え!?OVER様!?OVER様何て事を」
「あ゛あ゛?」
「Σヒイ!」
##NAME1##の非難とその手に持つ大鋏を見て主がやった事なのだと理解した黄河もその行動を訊こうとするが、主の睨み+地を這う声音にビビった。
##NAME1##も驚きはしたもののそれで怯む訳もなく、なお訊く。
「で?何で斬ったんだよ?」
「・・・・・胸くそ悪い事が書いてあったんだよ。
黄河っ!!」
「はいっ!!」
「これを燃えカス残らぬよう燃やせ。今すぐにだ。いいな?」
「はい!!」
##NAME1##の質問にそれだけ答えるとすぐに黄河に斬り取った笹を短冊ごと燃やすよう命令する。
未だ黄河の胸中に疑問が残るが、問いただしたら自分も斬られそうなのですぐに行動に移った。
「・・・・・俺も短冊に願いを書くか」
「え?珍しい。どした?」
「いいだろ、別に・・」
「まぁいいけど。あっ、俺も書こ」
上半分が無くなった笹に新たに2枚の短冊が引っ掛けられた。
[OVER兄が素敵な人と出会えますように ##NAME1##より]
[##NAME1##に悪い虫をつかせたら殺っ!! OVER]
終わり
☆願い事は1つだけ☆
OVER城の庭園に立派な笹があり、その葉に色とりどりの色紙が引っ掛けられていた。
「おーー。今年のも立派な笹だな」
「あ、##NAME1##様!」
「ルビーは願い事ちゃんと書いたか?」
「はいです~。ルビー、もっともっと強くなってOVER様のお役に立てますようにって書いたんです~」
「そっか」
「##NAME1##様、僕ももっとサッカーが上手になってOVER様の役に立ちますようにって書きました!」
「そ、そうか・・。
(サッカー関係無いんじゃ・・・)」
「おーい、素麺運ぶの手伝ってくれー」
「「はーい!」」
ルビーと蹴人は##NAME1##から離れ黄河の手伝いに向かった。
##NAME1##は笹の葉に引っかけられてる短冊を物色する事に。
ルビーと蹴人の他に黄河やメソポタミアにインダス、さらにおちょこ口君にガンプのもあった。
願い事には[ルビーと蹴人が立派な毛狩り隊になりますように]とか[マルセイバターサンド10年分ください]とか[見た目に拘らず美味しく食べてもらえますように]とか、わりとどうでもいい願い事が掛けられていた。
しかもそう言ったどうでもいい願い事がほぼ半分を占めてる。
「アイツ等、もっとマシな願い事書けねぇのか・・」
呆れて思わず口から出てしまう。
するとそこへOVERがやって来た。
「##NAME1##、そろそろメシだとよ」
「はーい。
あれ?そう言えばOVER兄は書かなかったのか?」
「あ?・・・あぁ短冊か。
んなもんに願う事なんかねーよ。くだらね」
「(言うと思った・・。)
そういやガキの頃も書かなかったな」
「当たり前だ」
「つまんねーの。
ん?」
「どうした?」
「あの上の方、誰が飾ったんだ?」
「あ?ルビーや蹴人のじゃねーのか?」
「アイツ等のはこの辺にあるんだよ。OVER兄ちょっと見てくれない?」
「ったく。めんどくせーな」
身長が届かない為OVERにお願いする。
OVERもめんどくさいと言いつつちゃんと聞いてくれる。
普通なら人の願い事を見るのはどうかと注意を促す事なのだがこの2人に注意を促す者などおらず、と言うか促したところでこの2人は聞き入ってくれないだろう。
OVERは手を伸ばして短冊に書かれてる願い事を見る。
途端固まった。
[##NAME1##ちゃんと結婚出来ますように♥️ ギガ様より]
何故ここに芸術馬鹿帝王(OVER脳内変換)の短冊が飾られている?
「・・・まさか・・・」
OVERは上の方に飾られてる他の短冊を見る。
そこには[##NAME1##が暗殺部隊に入って俺様から離れませんように ねんちゃく]とか[##NAME1##が私のプロポーズを快く了承しますように ハイドレート]とか[##NAME1##ちゃんのヌードモデルを描きたいじゃん♪ 頭脳明晰なギガ様より]とか・・・
部外者の願い事が書かれた短冊が上の方を占めていた。(中には願い事ではない物もあるが)
勝手に人の笹に短冊を掛けられ、さらに最愛の妹ばかりの事を書かれ、OVERの短冊を掴んでる手がプルプル震え、離したと思ったら巨大鋏を具現化して手に持つ。
「「ザクロ」!!!」
ズバッ
「Σええええええーー!!!??」
奥義を発動して、部外者の短冊が引っ掛けられた上の方の笹をバッサリ斬った。
##NAME1##は突然の兄の異様な行動に当然驚いた。
「OVER様、##NAME1##様、もう皆夕食食べるのを待ってま・・・Σ何じゃこりゃあーーー!!!??」
呼びに来た黄河は上半分が綺麗に斬り落とされた笹を見て目を飛び出す勢いでこちらも驚いた。
「ちょっ、OVER兄!?何してんだよ!?」
「え!?OVER様!?OVER様何て事を」
「あ゛あ゛?」
「Σヒイ!」
##NAME1##の非難とその手に持つ大鋏を見て主がやった事なのだと理解した黄河もその行動を訊こうとするが、主の睨み+地を這う声音にビビった。
##NAME1##も驚きはしたもののそれで怯む訳もなく、なお訊く。
「で?何で斬ったんだよ?」
「・・・・・胸くそ悪い事が書いてあったんだよ。
黄河っ!!」
「はいっ!!」
「これを燃えカス残らぬよう燃やせ。今すぐにだ。いいな?」
「はい!!」
##NAME1##の質問にそれだけ答えるとすぐに黄河に斬り取った笹を短冊ごと燃やすよう命令する。
未だ黄河の胸中に疑問が残るが、問いただしたら自分も斬られそうなのですぐに行動に移った。
「・・・・・俺も短冊に願いを書くか」
「え?珍しい。どした?」
「いいだろ、別に・・」
「まぁいいけど。あっ、俺も書こ」
上半分が無くなった笹に新たに2枚の短冊が引っ掛けられた。
[OVER兄が素敵な人と出会えますように ##NAME1##より]
[##NAME1##に悪い虫をつかせたら殺っ!! OVER]
終わり