幸せの先は
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
金以外に、初めて大切にしたいと心から思った女性(ヒト)。
◆幸せの先は◆
埃ひとつない赤い絨毯が敷かれた廊下を、襟や袖にダイヤモンドが入った黒のタキシード姿のハレクラニが緊張した面持ちで歩く。
部屋の前まで来ると足を止め、深呼吸をし、ノックする。
「どうぞ」
「失礼」
中から女性の声がして、ハレクラニはドアノブを回し開ける。
部屋に入った途端、目の前の光景に息を飲んだ。
2、3人の女性の召し使いの中心にいる、刺繍されたロングトレーンに胸元に1つの宝石が入った袖付きのウェディングドレスを着た##NAME1##を目にしたから。
召し使い達は##NAME1##から離れ、ハレクラニが近付く。
「・・・・・・」
「・・・あ、あの、ハレクラニさん・・?」
「・・ああ、スマナイ。あまりにも美しすぎて、見とれてしまった」
何も言わないハレクラニに不安な気持ちだったが、その回答に頬が赤くなる。
「あ、ありがとうございます・・///
ハレクラニさんも、素敵です」
「ありがとう。
##NAME1##、私は断言する。
今世界で一番の幸せ者は私だ。何故なら、今目の前にいる美しい花嫁と永遠を誓う日がついに来たのだからな」
「ハレクラニさん・・・」
優しい手付きで##NAME1##の腰を引き寄せ、顎を持ち上げる。
ハレクラニの行動と微笑に##NAME1##の顔がさらに赤くなる。
ハレクラニは満足した笑みで形の良い唇を##NAME1##の耳元に近付ける。
「あまりそういう顔をするな。もうすぐ式の時間だと言うのに、いろいろ我慢が効かなくなる」
「―――――/////」
「だが安心しろ、式が終わった後にたっぷり可愛がってやる」
ボンッ、と##NAME1##の顔がついに真っ赤っかとなる。
「さぁ、行こうか」
「・・・はい」
ハレクラニが##NAME1##を離し、手を差し伸べる。
##NAME1##はその手に自分の手を乗せ、2人は部屋を出た。
「・・・ハレクラニさん、実を言うと私、まだちょっと不安なんです。
こんな私が、ハレクラニさんと一緒にいて良いのかなって。
だってハレクラニさんは、頭が良くて、優しくて、部下の人達に厳しくても挽回のチャンスをあげて、顔立ちも良くて、収入も良くて、・・・ハレクラニさんなら他に良い女性(ヒト)がいるんじゃないのかって・・・」
「・・・・・##NAME1##、私のプロポーズを覚えているか?」
「・・?」
マリッジブルーな状態なのに、何故ここでプロポーズの事が出てくるのか?
##NAME1##の頭にクエスチョンマークが浮かぶ。
.
◆幸せの先は◆
埃ひとつない赤い絨毯が敷かれた廊下を、襟や袖にダイヤモンドが入った黒のタキシード姿のハレクラニが緊張した面持ちで歩く。
部屋の前まで来ると足を止め、深呼吸をし、ノックする。
「どうぞ」
「失礼」
中から女性の声がして、ハレクラニはドアノブを回し開ける。
部屋に入った途端、目の前の光景に息を飲んだ。
2、3人の女性の召し使いの中心にいる、刺繍されたロングトレーンに胸元に1つの宝石が入った袖付きのウェディングドレスを着た##NAME1##を目にしたから。
召し使い達は##NAME1##から離れ、ハレクラニが近付く。
「・・・・・・」
「・・・あ、あの、ハレクラニさん・・?」
「・・ああ、スマナイ。あまりにも美しすぎて、見とれてしまった」
何も言わないハレクラニに不安な気持ちだったが、その回答に頬が赤くなる。
「あ、ありがとうございます・・///
ハレクラニさんも、素敵です」
「ありがとう。
##NAME1##、私は断言する。
今世界で一番の幸せ者は私だ。何故なら、今目の前にいる美しい花嫁と永遠を誓う日がついに来たのだからな」
「ハレクラニさん・・・」
優しい手付きで##NAME1##の腰を引き寄せ、顎を持ち上げる。
ハレクラニの行動と微笑に##NAME1##の顔がさらに赤くなる。
ハレクラニは満足した笑みで形の良い唇を##NAME1##の耳元に近付ける。
「あまりそういう顔をするな。もうすぐ式の時間だと言うのに、いろいろ我慢が効かなくなる」
「―――――/////」
「だが安心しろ、式が終わった後にたっぷり可愛がってやる」
ボンッ、と##NAME1##の顔がついに真っ赤っかとなる。
「さぁ、行こうか」
「・・・はい」
ハレクラニが##NAME1##を離し、手を差し伸べる。
##NAME1##はその手に自分の手を乗せ、2人は部屋を出た。
「・・・ハレクラニさん、実を言うと私、まだちょっと不安なんです。
こんな私が、ハレクラニさんと一緒にいて良いのかなって。
だってハレクラニさんは、頭が良くて、優しくて、部下の人達に厳しくても挽回のチャンスをあげて、顔立ちも良くて、収入も良くて、・・・ハレクラニさんなら他に良い女性(ヒト)がいるんじゃないのかって・・・」
「・・・・・##NAME1##、私のプロポーズを覚えているか?」
「・・?」
マリッジブルーな状態なのに、何故ここでプロポーズの事が出てくるのか?
##NAME1##の頭にクエスチョンマークが浮かぶ。
.