入れ替わって気付く事
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「何笑ってるの?」
「Σえ!?あー、その、一生懸命背伸びしてる姿が可愛いなーと思って」
「・・もぅ。人がせっかく心配してるのに」
ニヤニヤしてたらしく指摘され、正直に言えば##NAME1##が拗ねてしまった。
そんな顔も可愛い。
「それより、龍牙どうする?」
「あー・・・どこかの部屋に置いとく・・・入れておこう。
ここだと皆の邪魔になるから」
詩人みたいに喋るの難しいな・・。
だが悪いな詩人。ちょっとお前の体借りるぜ。
詩人(と言うか俺の体)をどっかの部屋に引き摺り入れる。
重いな俺の体・・・いや詩人が非力なのか?
んで念の為鍵をかけた。
「今鍵をかけなかった?」
「ううん。気のせいだ、よ。さぁ行こう」
怪しむ##NAME1##を無視して、散らばってしまった詩人の書類と##NAME1##を隠し撮りした写真を持って歩く。
・・・こういう時、手とか繋ぐのか?
書類を片手で持ち、空いてる手をそっと##NAME1##に差し出す。
だ、大丈夫か?ますます怪しまれてないか?
心中ドキドキして、そしたら手に感触が・・・
振り向くと、##NAME1##が嬉しそうな、恥ずかしそうな顔をして俺の手を握っていた。
小さく微笑む##NAME1##に、やっぱ好きだなと自覚する。
書獄処刑場に着き、書類をテーブルの上に置く。
ぶっちゃけ書類仕事は詩人やJや部下達に任せてるから苦手だ。
なのでサボる。
それに、せっかく詩人になったんだ。##NAME1##と一緒にいてぇ。
「・・?詩人仕事は?」
「・・・なんか、仕事よりも##NAME1##との時間を大切にしたい」
そう言えば、##NAME1##が目を丸くする。
「なんか、今日の詩人違うね」
「へ?」
「仕事が終わるまで全然構ってくれないし、さっきだって手を差し出して繋ごうとするなんて・・・」
・・・マジか・・!アイツそんな感じだったのか!?
マズイ!これじゃあ怪しまれ・・・
「けど、嬉しい。最近忙しかったから、実はちょっと寂しかったんだ」
怪しまれるかと思ったが、むしろ嬉しいと笑ってくれた。
あぁ・・・何で##NAME1##の恋人が詩人なんだ・・・。
詩人なんかやめて、俺と・・・
そう思い至ったら体が勝手に動き、##NAME1##の肩を掴む。
「詩人?」
「ちげぇ」
「?」
「すまねぇ##NAME1##。実は俺、龍牙なんだ。
なんか知らねぇが頭をぶつけた拍子で詩人と中身が入れ替わっちまったんだ」
「・・・え?何言って「本当なんだ!だからすまねぇ。騙すような事して」
「・・・・・・」
「##NAME1##。こんな事言うのもなんだが・・・俺は、詩人と違ってお前を大事にする。優しくする。仕事中だろうが人の目なんかカンケー無しに手だって繋ぐし、抱き締めたりもする。
だから、詩人なんてやめて、俺と・・・」
##NAME1##に近付き、頬に手を添える。
戸惑いの色を隠せないでいる##NAME1##に顔をゆっくり近付け、キスを・・・
.