リアル猫になりまして
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「「「「「ギガ様ーーー!!!」」」」」
ギガの部屋に乗り込めば、部屋の主は美女2人に甘えていた。
暢気すぎる上司に##NAME1##と詩人が苛ついた。
しかし部屋の片隅にある色とりどりの花を見つけるとそれに意識が向く。
「ん?何じゃん全員で来て?」
「詩人、あの花なの?」
「ニャア」
「え?詩人?その猫が?マジかよアハハハハ!!」
「笑い事じゃありません!!ギガ様、あの花はいったいなんですか!?」
「アレは嗅いだ奴を動物に変化させるっつー代物じゃん。
何の動物に変化するのかは個人にもよるらしいが、まさか猫になるとかウケるじゃんアハハハハ!」
「だから笑い事じゃありませんって!!
詩人、あの花を嗅いじゃったの?」
「ニャァ・・(コクッ)」
やはり原因はコイツかと誰もが思った。
「ギガ様、あの花をいったいどこで手に入れたのですか?」
「ネットショッピングでゲットしたじゃ~ん」
「「「「「(ネットショッピングで売ってたの/かよ!?)」」」」」
「・・・よく買われましたね。怪しいとか思わなかったのですか?」
「分かってねーなパナ。面白そうだから買ったんじゃん。
お前等も嗅ぐ?」
「「「「「嗅ぎませんッ!!!」」」」」
「・・・・・それでギガ様、詩人はいつになったら戻れるのですか?」
「あーどれくらいだったかな・・・確かそれも個人によるって書いてあったような・・・でも別にそのままでよくね?」
「よくありませんッ!!」
何とか怒りを押さえ込もうとするがあまりにも暢気すぎる上司に爆発しそうだ。
「けどよ、確かにこれはこれで面白いよな」
「龍牙まで・・あ、ちょっと」
龍牙が詩人の首根っこを掴み、##NAME1##から自分の目の前へ持ってくる。
##NAME1##から引き離された詩人は嫌がって暴れるが猫の姿だとあまり効果が無い。
真拳も出せない。斯くなる上はと詩人が龍牙を殴った。
所謂猫パンチだ。
しかし拳が中途半端な形な為、パンチと言うより肉球が当たった。
猫パンチならぬ肉球パンチに龍牙は一瞬固まり、そして詩人の両手(今は猫なので前足)をなんと自分の両頬に当てた。
「肉球柔らけ~~~!」
「Σニ゛ャアアアアアア!!!」(※訳:Σギャアアアアアア!!!)
「何だこのプニプニ感!サイコーじゃねーか!」
「ちょっと龍牙キャラ壊れてるよ!!」
何かに目覚めてしまったのか龍牙のデレーっとした顔をツッコム##NAME1##。
詩人は同僚の顔の至近距離に悲鳴を上げる。
しかし龍牙はそれらを無視して肉球を堪能している。
「龍牙俺にも肉球触らせてくれ!」
「俺も!」
龍牙の反応にパナ達も触らせてほしいと言ってきた。
これ以上むさ苦しい同僚の顔を至近距離で見たくない詩人は、爪を立てて龍牙の顔を引っ掻いた。
「ギャアアアアアア!!!?」
「Σ龍牙ーー!!」
突然の引っ掻き攻撃に龍牙は詩人を離し痛さに苦しむ。
解放された詩人は床に綺麗に着地。
ホッと安堵するもすぐに後ろから魔の手が近付いてくる。
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