気まぐれ一目惚れ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今までは向こうから「好き」だの「惚れた」だの言われてきたが自分から言った事がねぇ!!
女は俺からの返答を待ってこっちをジッと見つめてくる。
そのつぶらな瞳で見るな!何かいろいろと我慢が出来なくなるだろ!
「・・・あーあれだ、ちょうどこの家の家政婦みたいな?奴が欲しくてな。
ちょうどお前をみつけてお前にここの家事をやらせてやろうと思っただけだ。
別に深い理由はねぇ」
必死に言葉を選んだ結果、こんな嘘をついた。
まぁこれはこの女をこの家に居座らせる為の口実に過ぎねぇ・・・。
「で、どうすんだ?お前はここにいるか?」
おい何訊いてんだ俺?んなもん嫌に決まってるだろ。
見ず知らずの男の・・・いやこの都市で俺様の名を知らねぇ奴はいねぇか。
だが女が了承してくれる筈が・・・
「・・・わかりました。よろしくお願いします」
と思ったらしてくれた。
思わず歓喜に走りそうになったが必死に堪えて平静を保つ。
「・・・そうか。
まぁ俺様の名前は知ってると思うが龍牙だ。
お前は?」
「・・・##NAME1##です」
それから女――##NAME1##はこの家で暮らす事となった。
真面目で、気が利いて、しっかりしていて良く出来た女だ。
17だと聞かされた時は思わず驚いたが・・・。
この家に帰るようになり、##NAME1##が「おかえりなさい」と言われると幸せな気分となる。
やっぱ好きだ。##NAME1##が好きだ・・・。
だが1つ問題が・・・
##NAME1##と暮らすようになって結構経ち、俺は思いきって##NAME1##に告った。
そしたら「・・・私も、です///」って!!
顔を赤くして!!!あの時はマジで可愛かった!!!思わず襲いそうになったが何とか我慢した!よく耐えた俺!!
が、それが問題だ。
正直ヤりたい。理性とか我慢とかいろいろ限界だ。
しかしここで手を出して嫌われたら?
それだけは避けたい。と言うか俺が立ち直れない。
「ハァ~」
「どうしたの龍牙、溜め息なんて吐いてらしくない」
「詩人・・・」
「と言うか最近浮かれたり悩んだり、と思ったらニヤニヤと気持ち悪い笑みをしたりそしたら絶望した顔したりで百面相してるけど本当に何があったの?」
「・・・・・俺そんなに分かりやすい顔してたか?」
「うん。多分他の電脳6闘騎士やギガ様も気付いてると思う」
マジか・・・そんなに顔に出てたのか俺!?
てかマズイ。ギガ様にバレるのが一番マズイ!!
「・・・あー・・・何でもねぇよ。
じゃあな」
「あ。・・・まいっか」
詩人と別れ、今日も1日が終わろうとする。
今日は暑かったから先に風呂に入り、上半身裸のままでリビングに入る。
台所で夕飯の準備をしている##NAME1##と目が合う。
すると突然##NAME1##の顔が赤くなり、皿の割れる音がした。
「あっ!ご、ごめんなさい!」
「ぁ、あぁいいいい。
大丈夫か?怪我はしてねぇか?」
「はぃ・・・////」
何か##NAME1##の様子が変だ。
顔を赤くして目を合わそうとしねぇ。
割れた皿を片付け、##NAME1##をソファーに座らせ俺も隣に座る。
「どうした##NAME1##。お前があんなミスするなんて・・・疲れてんなら今日はもう休め」
「いや、そうじゃなくて・・・その・・・」
「?」
「・・・ぇっと、男の人の裸に見慣れてなくて・・・ろ、龍牙の体に思わず・・・・/////」
・・・・・・何この可愛い生き物?ホントに同じ人間か?
顔を真っ赤にして俺の体に見とれてたって事なんだよな?
可愛過ぎるだろーー!!!
.