必ず幸せにしてやる。覚悟しろよ、##NAME1##。




《成金の告白》




ハレクラニは今、##NAME1##が経営している『万事屋“金鎖”』にいた。

二人はソファーに座りハレクラニが持ってきたケーキを食べ尽くしていた。

・・・まぁ、##NAME1##が一方的に食べているだけだが。


「珍しいな。お前がここに来るなんて。
で？ご用件は？」

「ん？あぁ。実は・・・」

――今日こそは私の想いを伝えてやる！


そう。ハレクラニが来た理由、それは##NAME1##に告白するためであった。

##NAME1##に近づく者は多く、先を越されないためにハレクラニは##NAME1##の所に寄ったのだ。


ハレクラニは一つ咳払いをし、話し出した。


「実は、今私はある想いを抱いている人がいる」

「・・・ツルリーナ四世？」

「いや違う！！全然違うぞ！！！てか、何であのハゲが出てくるんだ！！？？」


お金しか愛せないハレクラニのことなので##NAME1##はてっきりお札の人物、つまりツル・ツルリーナ四世を連想したのだ。


「ハハハッ！悪りィ悪りィ！で、どんな奴なんだソイツ？」

悪びれる様子も無しに笑う##NAME1##にハレクラニは微かに怒りを感じたが、話し出した。



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