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着替えを持って浴室に向かい、服や下着を脱いで浴室に入り、体を洗った後浴槽に浸る。
初め金風呂に入らせられるかと思っていたが、ちゃんとした湯で安堵する。
「(でも、広すぎてこれはこれで落ち着かないというか・・・)」
「考え事か?」
「はい・・・∑っ!?」
突然声をかけられ、思わず湯の中に沈んでしまう。
「ハ、ハレクラニさん!?何で!?お仕事は!?」
「終わったからここにいるのだが・・」
「まさか、今からお風呂に入るなんて事・・・」
「そのつもりだ」
「―――!わ、私出ますっ!」
真っ赤な顔で浴槽から出ようとする##NAME1##を、ハレクラニは優しく肩を掴んで止める。
「そんな慌てる必要は無いだろ。
安心しろ、何もしない。
ここではな」
耳元に囁かれ、ますます顔を赤める。
肩を押さえられゆっくり浴槽に戻される。
ハレクラニも入り、後ろから##NAME1##を抱き締めるように浸かる。
ハレクラニのたくましい腕が腹に回され、心臓がバクバク鳴り、ハレクラニに聞こえやしないか心配する。
「(た、ただ抱き締められてるだけなのに・・・ぅ~~・・・顔が熱い・・!!)」
「##NAME1##、ありがとう」
「・・え?」
「私の誘いに来てくれて・・・私を恋人に選んでくれて」
「そんな・・・お礼を言うなら私の方です。
こんな、なんの取り柄も無い私を選んでくれて、ありがとうございます・・。
ハレクラニさん、私、ハレクラニさんと一緒にいられて嬉しいです」
大輪が咲き誇ったような微笑を浮かべて、振り返る##NAME1##に、見とれる。
ハレクラニはそっと手を上げ、##NAME1##の顎を掴むと、顔を近付ける。
「##NAME1##・・・」
「ん・・」
ハレクラニのキスを受け入れる。
「・・・ここでは何もしないつもりでいたが、我慢が出来そうにないな」
「ハレク・・んぅ」
もう一度キスをされる。
##NAME1##は身体の向きを変えてハレクラニと向かい合う体勢にする。
舌で唇をつつかれ、おずおずと口を開ける。
すかさずハレクラニの舌が口内に侵入し、舌を絡め取られる。
「ん・・・ふっ・・・んん・・」
自分の声が浴室に響き、身体全体に熱が上がる。
ハレクラニはキスをしながら##NAME1##のうなじから背中を指先でゆっくり撫でる。
ぞくぞく、と身震いする##NAME1##。
腰を撫でられビクッと跳ねる。
「腰を上げてくれ」
頭がボーッとしてきた##NAME1##はハレクラニのお願いを拒否せず、膝立ちして腰を上げる。
ハレクラニは##NAME1##の頬にキスを落とし、指を##NAME1##の秘部に触れる。
お湯ではない濡れてる感触に口端を上げる。
ハレクラニの愛撫に##NAME1##は目をギュウッと瞑って耐える。
「はっ、ぁっ、ぁ・・ぁ・・ハ、レクラ・・・さ・・・もぅ・・・」
「##NAME1##?」
恥ずかしくて、のぼせてしまった##NAME1##はハレクラニの肩に頭を乗せ身を凭れた。
「(少しやりすぎてしまったか・・・)」
##NAME1##を横抱きにして浴槽から出ると、バスタオルで##NAME1##の身体を拭きバスローブを着させる。
自分は適当に拭いてバスローブを羽織り再び##NAME1##を横抱きにして、##NAME1##が泊まる部屋に運んだ。
そっとベッドに##NAME1##を下ろし、水を持ってくる。
「水だ。飲めるか?」
「・・はぃ。ありがとうございます・・」
「・・・すまなかった」
「謝らないで下さい。
むしろ、謝るのは私の方です。
ご期待に添えられなくてごめんなさい」
「##NAME1##のせいではない」
「ですが・・・」
「・・・そこまで責任を感じるのであれば、
今夜はとことん付き合ってもらうぞ」
自分もベッドに乗り、##NAME1##を覆い被さるように上に乗る。
「ハレ、クラニさん・・」
「大丈夫、優しくする。
それとも、嫌か?」
いとおし気に見つめるハレクラニに、##NAME1##はそっと手を上げ頬に触れる。
「優しく、お願いしますね」
「あぁ」
綺麗な笑みを浮かべる##NAME1##に、ハレクラニも自然と笑みをこぼす。
手を繋ぎ指を絡め、顔を近付けキスをした。
終わり