その先へ
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大好きです、ハレクラニさん。
□その先へ□
「・・・##NAME1##」
「はい?」
「週末明けに、マネーキャッスルに泊まりに来ないか?」
「・・え?」
ハレクラニの言葉に一瞬聞き間違いかと疑う。
「・・・あの、聞き間違いでしょうか?
今泊まりに来いと聞こえたような・・・」
「そう言ったんだ。聞き間違いではない」
「ぇっと・・急に何故?」
「嫌か?」
「嫌ではないけど」
「なら決まりだ」
「あっ・・・」
##NAME1##の都合も聞かずハレクラニはさっさと行ってしまった。
先程言われた事を思い出し、##NAME1##の頬が微かに赤くなる。
ハレクラニと付き合ってだいぶ月日が経つが未だ清い関係。
そこまで鈍くない##NAME1##はハレクラニが誘ってきたという事はつまりそういう事なのだと悟る。
「(そ、そりゃあこのままで良いのかと訊かれたら嫌だけど・・・でも、ハレクラニさんの期待に応えられるかどうか・・・)」
そんなモヤモヤした気持ちのまま日にちが経ち、ついに週末が明けその時がやって来た。
「お待ちしておりました、##NAME1##様」
「こんにちは、カネマールさん。
あの、ハレクラニさんは?」
「ハレクラニ様はお仕事中です。
なので自分が案内させてもらいます」
「ありがとうございます」
広いマネーキャッスル内をカネマールと共に歩く。
ハレクラニが隣にいない事にガッカリな気持ちと、少しだけ安堵した気持ちで。
「この部屋を使って下さい」
「はい」
「何かありましたらお呼び下さい。
自分は仕事に戻りますのでこれで」
「あ、あの!
厨房貸してくれませんか?」
「厨房を?まさか料理をするおつもりですか?」
「はい。じっとしてるのも落ち着かないし、その、・・・ハレクラニさんに手料理を食べてほしい、から・・・////」
頬を染め恥じらう##NAME1##にカネマールは思わずときめく。
「・・わかりました。
コックにそう伝えて場所を空けてきます」
「ありがとうございます」
「(・・・ハレクラニ様、羨ましいな・・・)」
***
「お待たせしました」
「カネマールから話は聞いた。
ほぅ・・和食か」
「あれ?ダメでしたか?」
「いや。最近は洋食ばかりだったからちょうど良かった」
箸を持ち、おひたしに手をつけ口に入れる。
次に味噌汁を一口飲む。
「美味い」
優しい微笑を浮かべるハレクラニに##NAME1##の表情がパァッと明るくなる。
「ありがとうございます」
「このような美味しいもの、毎日食べたいものだ」
「っ!!////
も、もうハレクラニさん!冗談はやめて下さい!」
「冗談ではないが」
「~~~!///
もうっ!」
恥ずかしくてそっぽを向く##NAME1##にますます笑みを浮かべる。
「そうだ。風呂の用意がもうじき終わる。
先に入ってきたらどうだ?」
「ぇ、でも先になんて失礼じゃ・・・」
「遠慮しなくて良い。
自分の家だと思ってくれて構わん。
・・・いずれそうなるのだからな」
「∑っ!!/////」
顔を真っ赤にして部屋を出て行ってしまった##NAME1##を、ハレクラニは小さく笑った。
.
□その先へ□
「・・・##NAME1##」
「はい?」
「週末明けに、マネーキャッスルに泊まりに来ないか?」
「・・え?」
ハレクラニの言葉に一瞬聞き間違いかと疑う。
「・・・あの、聞き間違いでしょうか?
今泊まりに来いと聞こえたような・・・」
「そう言ったんだ。聞き間違いではない」
「ぇっと・・急に何故?」
「嫌か?」
「嫌ではないけど」
「なら決まりだ」
「あっ・・・」
##NAME1##の都合も聞かずハレクラニはさっさと行ってしまった。
先程言われた事を思い出し、##NAME1##の頬が微かに赤くなる。
ハレクラニと付き合ってだいぶ月日が経つが未だ清い関係。
そこまで鈍くない##NAME1##はハレクラニが誘ってきたという事はつまりそういう事なのだと悟る。
「(そ、そりゃあこのままで良いのかと訊かれたら嫌だけど・・・でも、ハレクラニさんの期待に応えられるかどうか・・・)」
そんなモヤモヤした気持ちのまま日にちが経ち、ついに週末が明けその時がやって来た。
「お待ちしておりました、##NAME1##様」
「こんにちは、カネマールさん。
あの、ハレクラニさんは?」
「ハレクラニ様はお仕事中です。
なので自分が案内させてもらいます」
「ありがとうございます」
広いマネーキャッスル内をカネマールと共に歩く。
ハレクラニが隣にいない事にガッカリな気持ちと、少しだけ安堵した気持ちで。
「この部屋を使って下さい」
「はい」
「何かありましたらお呼び下さい。
自分は仕事に戻りますのでこれで」
「あ、あの!
厨房貸してくれませんか?」
「厨房を?まさか料理をするおつもりですか?」
「はい。じっとしてるのも落ち着かないし、その、・・・ハレクラニさんに手料理を食べてほしい、から・・・////」
頬を染め恥じらう##NAME1##にカネマールは思わずときめく。
「・・わかりました。
コックにそう伝えて場所を空けてきます」
「ありがとうございます」
「(・・・ハレクラニ様、羨ましいな・・・)」
***
「お待たせしました」
「カネマールから話は聞いた。
ほぅ・・和食か」
「あれ?ダメでしたか?」
「いや。最近は洋食ばかりだったからちょうど良かった」
箸を持ち、おひたしに手をつけ口に入れる。
次に味噌汁を一口飲む。
「美味い」
優しい微笑を浮かべるハレクラニに##NAME1##の表情がパァッと明るくなる。
「ありがとうございます」
「このような美味しいもの、毎日食べたいものだ」
「っ!!////
も、もうハレクラニさん!冗談はやめて下さい!」
「冗談ではないが」
「~~~!///
もうっ!」
恥ずかしくてそっぽを向く##NAME1##にますます笑みを浮かべる。
「そうだ。風呂の用意がもうじき終わる。
先に入ってきたらどうだ?」
「ぇ、でも先になんて失礼じゃ・・・」
「遠慮しなくて良い。
自分の家だと思ってくれて構わん。
・・・いずれそうなるのだからな」
「∑っ!!/////」
顔を真っ赤にして部屋を出て行ってしまった##NAME1##を、ハレクラニは小さく笑った。
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