偽物から本物へ
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「龍牙・・1ヶ月前の事、覚えてるか?」
「あ?・・・ぁ」
「お前が大きなミスをして、ギガにバレないように尻拭いしてやったのは、誰だった?」
「そ、それは・・・」
「尻拭いを渋る俺に「何でも言う事を聞く!」って言ったよな?」
「∑!!」
「約束は守らないといけないよなぁ・・?」
##NAME1##の顔は「破ったらどうなるかわかってるよな?」と語っていて、本気だと覚り、承諾した。
「・・・わかりました」
「そう言ってくれると思ったぜ。サンキュー龍牙」
ニッコリ微笑むと拳銃を仕舞う。
龍牙は心の中で「脅しじゃねぇか!」と悪態をつく。
「(性格が悪いとこは本当にOVER様にそっくりだな)」
「よぉーし、ギガの心が2度と立ち上がれねぇようにしてやる」
「・・・・・ほどほどにしてくれよ?」
悪巧みな顔をする##NAME1##に自分の身が心配になる龍牙であった。
***
「うまくやってくれよ」
「・・・おぅ・・・」
ギガの部屋の前にやって来た##NAME1##と龍牙。
乗り気でない龍牙にお構い無く##NAME1##は扉を開ける。
「邪魔するぜー」
「邪魔するなら帰っ・・・##NAME1##ちゃんじゃん!
どうしたじゃん?もしかして俺様に会いに来たんじゃん?」
思わず某新喜劇の返しを仕掛けるが、##NAME1##だとわかると満面の笑みを浮かべ近寄って来たギガ。
一瞬イラッとしかけるが##NAME1##は作戦を開始した。
「・・・ギガ、実はお前に黙ってた事があるんだ」
「何じゃん?
∑ハッ!もしかして俺様の愛にようやく気付いてくr「実は俺と龍牙付き合ってるんだ」
期待に満ちた顔で問い掛けてくるギガの言葉を遮って##NAME1##は龍牙の腕に抱き付いて言った。
##NAME1##の発言にギガは固まり、龍牙は汗がタラーッと流れたのを感じた。
「・・・・・龍牙、それ本当か?」
「・・は、はぃ・・・」
ギガの睨みに、龍牙は肯定した。
本当は違うんだと否定したいが、背中を宙に浮いた拳銃にグッと突き付けられてる為出来ない。(もちろん##NAME1##の真拳)
「そういう事だから俺に2度と言い寄ってこないでくれ。というかくるな」
「ほ、本当に龍牙と付き合ってるんじゃん?」
「あ?何?信じてねぇの?
ほら、こんなにも愛し合ってるんだぜ」
「∑!!/////」
「∑あーーー!!!」
疑ってくるギガに##NAME1##は腕から体にギュウッと抱き付いた。
##NAME1##の大胆な行動に龍牙は真っ赤になり、ギガは大声を上げた。
##NAME1##が「腕を肩に回せ」と龍牙に目で言う。
しかし身長差がある為上目遣いとなる##NAME1##に龍牙は悶え、気付かない。
なかなか動かない龍牙に##NAME1##は背中に突き付けてる拳銃をさらにグッと押し付ける。
ようやく悟った龍牙はぎこちない動きで腕を##NAME1##の肩に回す。
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