君との子なら絶対可愛いよ！




□極楽？地獄？赤ちゃん体験□




気持ちよく眠っていたのに、頬をぺちぺち叩かれた。



「んー・・・あと５分・・・」


「あー！あー！」



寝返りを打ったら今度は揺さぶられた。


・・・と言うか、あー？


眠いけど瞼を開け、向き合えば小さくなった恋人が涙を溜めてこちらに救いの手を求めてた。



「あー！あー！」


「・・・・・・・・

∑ええええぇええぇえーーーーー！！！？？」




＊＊＊



「「「「詩人が赤ん坊になったーー！？」」」」



詩人と同じ電脳６闘騎士の彼等に見せれば、同じように驚愕された。



あの後は大変だった。混乱する頭を必死に落ち着かせ、自分は寝ぼけてるのではないかと強く頬をつねったが夢ではないとわかるや愕然とした。


詩人本人なのか訊けば大きく頷かれ、どうやら精神はそのままのようだと覚り安堵した。


何故そんな姿になってしまったのか訊くも、本人もわからないと横に振る。


Ｊ達に聞けば何かわかるかもと、##NAME1##は慌てて着替え、詩人に自分のＴシャツを着させ、家を出た。


しかし彼等の驚きようから見て、彼等もわからないんだと覚り、２人共ガッカリする。



「てかそのガキ本当に詩人なのか？

お前と詩人のガキじゃねぇのか？」


「∑は！？///」「∑っ！！？////」



龍牙の発言に真っ赤になる##NAME1##と詩人。



「わ、私達はまだ・・・・・て、て言うかそんなすぐ産まれるわけないでしょ！！////
馬っ鹿じゃないの！？/////」


「だーー！あーー！/////」


「あっそ。

(コイツ等・・まだヤってなかったのかよ。初か)」


「もしかして総長の隠し子だったりして」


「あー・・・無くは無いな。詩人はあれでもモテるからな」


「それで子供の面倒を##NAME1##に押し付けて自分は他の女と一緒に逃げたりして」


「あﾞーー！！だあﾞーー！！##66####66##」


「馬鹿、お前等！」



詩人の怒鳴り声とパナの言葉にクルマンとソニックは喋るのをやめ、##NAME1##に目を向ける。


##NAME1##は落ち込んでいた。


２人の話を真に受けてしまってるようだ。


詩人は必死に違うと首を横に振って否定してる。



「だうーー！あーー！」


「あ、その・・・ゴメン##NAME1##」


「か、考えてみろよ！詩人が浮気すると思うか？
詩人はいつだって##NAME1##の事を想ってんだぜ」


「あー！あー！（ｺｸｺｸ)」


「そうだぜ！元気出せよ。ソイツは間違いなく詩人なんだろ？」


「いやーでも総長裏で何をやっているかわからないよ？」


「だぶーー！！##66##」


「「黙れ車野郎！！」」


「ぶべら！？」



せっかく元気つけようとしてるのに水を射すクルマンをパナとソニックが殴った。



「・・・そうだよね。詩人がそんな事する筈無いよね！

それに、この子が詩人本人だって事、私にはわかる！」


「あー・・・」



詩人を高々に上げ、お互い見つめ合う。




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