後悔はしない
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「んっ。・・詩人、さ・・・んん!ふ、んんっ」
「##NAME1##、君と一緒にいたい。
これから先ずっと、君を離したくない
僕のそばにいてほしい」
「詩、人さん・・・詩人さん・・!」
彼と逢瀬出来るのは限られてる。
離れたくない、一緒にいたいと思ってるのは##NAME1##も同じ。
しかし彼女は自分の仲間を見捨てる事が出来ない。
今日も寂しさを抱えつつ、2人は自分達の帰る場所へ帰った。
数ヵ月後―――
「うっ
ゲホゲホッ、ゲホッ」
「##NAME1##さん、大丈夫ですか?」
「・・うん、大丈夫・・・」
「今日はもう休んで下さい。
後の事は私とへっくんでやっておきますから」
「うん・・・じゃああとお願いね、ビュティちゃん」
「なぁー##NAME1##、遊ぼーぜー」
「首領パッチ君、##NAME1##さんは体調悪いからあっち行っていようね」
「ちぇー」
「##NAME1##、ところてん食って元気だせよ」
「・・・気持ちは嬉しいけど、食欲無くて・・・気持ちだけ貰うね」
ここのところ体調が悪い。
食べ物の匂いを嗅いただけで吐き気が込み上げてきたり、変にイライラしたり、疲れやすくダルい。
まさか、と思いある検索をする。
該当する答えに目を見開き、買い物と言ってこっそり病院に行く。
そして医者に「おめでたです」と言われた。
妊娠したんだと、誰との子供なのかすぐにわかった。
途端、喜びや不安や罪悪感等がグルグルと胸の中で入り混じる。
詩人に報告していいのか?喜んでくれるか?拒絶されやしないか?ボーボボ達に打ち明けるべきか?自分はどうしたいのか?
グルグル、グルグルと思考や感情が回って、どうすれば良いのかわからず、目頭が熱くなってきた。
「・・・どうしたらいいんだろ・・・?」
「何がだ?」
「∑きゃぁっ!?
ボ、ボーボボ・・・」
「大丈夫か?##NAME1##。
ここのところ調子悪いが・・」
「・・ぅ、うん。大丈夫。
こればかりは自分でなんとかしなくちゃいけないから」
「・・・そうか。
お前が決めた事なら、俺達は反対しない。
まっ、自分の思うようにやってみればいいさ」
##NAME1##の肩にポンッと手を乗せると、ボーボボはその場を去った。
「・・・ありがとう、ボーボボ。
おかげで決めたよ。
・・・ごめんね。」
##NAME1##の呟きはボーボボに届かなかった。
***
「(どうしたんだろ・・?)」
詩人は携帯の画面を見ながら疑問を浮かべる。
メール受信の画面、差出人は##NAME1##。
本文には「会って、話したい事がある」とだけ書かれていた。
「(なんだろ・・?まさか別れたいと言われるんじゃ・・・)」
一抹の不安を抱えながら、指定された場所へ到着。
そこにはすでに##NAME1##がいた。
.