本命はアナタ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「・・・あーもうわーったよ。
そんなにチョコが欲しけりゃやるよ。
たっぷり味わいな」
この時、##NAME1##からダークチョコよりも真っ黒なオーラが漂っていることに、全員気付いてない。
「SHOT真拳バレンタイン奥義 コーティングショットビターチョコver.!」
拳銃を取り出し、奥義を発動。
全員の顔にチョコレートをぶっかけた。
しかもそれは瞬時に固まり、剥がれることが出来ず全員息が出来ずでバタバタ倒れもがきだした。
「ン゙ー!ン゙ー!!」
「ン゙ーー!!」
「そのチョコでも舐めてろ。まぁすっごく苦い苦いビターチョコだけどな。
さて、これで邪魔者は消えた。さっさと行くか##5X##」
真っ黒な笑みを浮かべた後、スッキリ晴れ渡った素晴らしい笑顔でその場から去った。
***
図書室――
ガラッ
「・・!##NAME1##」
「よぅ詩人。やっぱりここにいたか」
「ずいぶん騒がしかったけど大丈夫?」
「あぁ。今頃苦い顔してチョコを舐めてるよ」
「え?」
「なんでもないなんでもない。
それより、ほら」
「っ!もしかして、僕にチョコ?」
「あぁ」
「ありがとう・・!
(やった!!##NAME1##のバレンタインチョコだ!!
・・・あれ?ビュティ達に見せて貰ったのと違うような・・・。)
ねぇ##NAME1##、何で僕のはリボンが付いて・・・」
いるの?と聞く前に##NAME1##が詩人の頬に軽くキスした為、言葉が途中でなくなった。
「・・・・へ?」
「さぁな。なんでだろうな」
##NAME1##はイタズラが成功したという笑みを浮かべながら図書室から出ていった。
詩人は、暫し固まってしまったが正気に戻り、慌ててリボンをほどき箱を開けようとする。
蓋を取り外し、中身を見た途端ガタッ!と椅子を倒さんばかりに勢い良く立ち上がり、チョコを持って##NAME1##のあとを追い掛けた。
自分の答えを、気持ちを伝える為に。
詩人の手にはハート型のチョコに、ホワイトチョコペンで「大好き 付き合ってほしい」と書かれていた。
END