恋人にするなら・・・
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
頬は蒸気し、瞳を潤ませ、熱い吐息を繰り返す##NAME1##は、誰が見ても扇情的である。
『ギガさん・・・も、もうやめて・・・』
「あのね、もうそれ煽ってるようにしか見えないから。
これでやめるとか無理だから」
『そんな・・・・・・あっ!』
ギガが##NAME1##の太股に手を這わせる。
付け根ギリギリのところを触れられ、体がぞくぞく、とする。
このままヤられてしまうのか、そう思ったその時!
「何やってんだテメーーー!!!?」
ドガッ!
「ΣΣごぶっ!!!??」
OVERの跳び蹴りが見事ギガの頭にクリティカルヒットし、ギガは吹き飛ばされ壁に激突。
そしてそのまま気絶した。
『お、OVERさん!?』
何故OVERはギガの技にかかっていなかったのか?
答えはOVERはハレクラニが口説いてる途中席を外し、トイレに行っていたのだ。
その為ギガの技にかからず、##NAME1##を救出することが出来たのだ。
「大丈夫か?立てるか?」
『お、OVERさ~ん・・・!!』
危うく犯されそうになったところを救出してくれて、手を差し伸べるOVERの優しさに思わず泣きそうになる。
涙を浮かべる##NAME1##にOVERが思わずたじろく。
「お、おい、泣くなよ。
そりゃあ怖かったかもしれねぇが・・・」
『な、泣いてませんっ・・!!』
それでも気を緩めると今でも涙が溢れそうだ。
それに見かねたOVERが取った行動は、
「~~~あああ!!ほらっ!!!」
『Σっ!!!?』
声を上げると、##NAME1##の頭に手を回し、自分の胸板に押し付けた。
『お、OVERさん・・・///』
「泣きたきゃ泣け。無理して我慢するな。
俺は何も聞かねぇし、見てねぇから」
『う、うん・・・///』
今の行動に驚いて涙が引っ込んでしまったが、その優しさが嬉しくて、そっと一筋の涙を溢した。
「・・・・おい、俺様達のこと忘れてないか?アイツ等」
「あぁ」
「こりゃあ今回はOVERが1番か?」
「だろうな」
「いつになったら俺様達に気付いてくれるんだ?」
「さぁな」
『・・・・あの、ところでOVERさんは、しないんですか?』
「あ?何だ、言ってほしいのか?」
『まぁ、ちょっと気になるかなって・・』
「・・・1回しか言わねぇからよく聞けよ」
『はい・・・』
涙の跡を親指で拭い取り、瞼にキスを落とし、そして・・・
「必ず幸せにするから、俺の女になれ」
『――/////』
終わり