この人になら・・・///




《恋人にするなら・・・》




「これより、「誰が１番か？ナンバー１モテ王決定戦」を開始するじゃん！」


「いえーい！」


『・・・何ですかこれ？
どういうこと何ですか？

何であたしここに連れてこられてるんですか！？』


「・・あー・・・実は・・・」



ノリノリなギガとねんちゃく。


突然連れてこられたことに##NAME1##は隣にいるOVERに説明を促した。


OVERは呆れたような口調で説明を始めた。



ハレクラニがいるマネーキャッスルに遊びに来た（仕事の邪魔しに来た）ギガ。


彼に連れられて一緒に来たOVERとねんちゃく。


そんな彼等に多少イラつきながらももてなしをするハレクラニ。


彼等が他愛無い話をしていると、ギガが突然「ところで、この中で誰が一番モテると思うじゃん？」と発した。


するとそりゃあ俺だとか私だとか、自分が一番だと張り合い、では誰が一番かを決めてもらおうと言うわけで##NAME1##が連れてこられたというわけだ。



説明を聞き終え、##NAME1##が思ったことは『（しょうもない・・・ι）』だった。



『・・・なんであたしなの？』


「貴様なら公平に判断してくれそうだからな」


『はぁ・・・』



「じゃあ、アミダクジで順番を決めるじゃん##5X##

##NAME1##ちゃん、線と数字を書いてほしいじゃん」


『あ、わかりました』



渡された紙とペンを受け取り、線や数字を書く。


数字が見れないように折り曲げ、彼等の前に差し出す。


彼等は自分の名前を書く。


紙を広げ、アミダを辿っていく。


一番手は・・・



「ゲゲゲ、俺様だ」


「ちっ、ねんちゃくか」


『・・・そういえば、その勝負方法ってどんなのですか？』


「あれ、まだ説明してなかったじゃん？

ようは、俺様達が##NAME1##ちゃんにアプローチ、または告白して、誰が一番良いのかを決めてもらうじゃん」


『え？ええΣ！？
ア、アプローチ！？告白！！？』


「じゃ、早速始めるぜ」



ねんちゃくが##NAME1##に近付く。


近付いてきたねんちゃくに##NAME1##が驚いて一歩下がる。


が、ねんちゃくが##NAME1##の細い腰に腕を回して自分の方に引き寄せる。



『きゃ！？』


「まだ未熟な小娘(ｶﾞｷ)かと思っていたが、よくよく見たらいい女じゃねぇか」


『Σええ！？』


「どうだ？俺の女にならねぇか？
苦労させねぇぜ」


『いや、ぇ、あの、その・・・///』



ニヤリと笑みを浮かべるねんちゃくの顔がどんどん近付いてくる。


顔を背けようにも顎を捕まれ背けることが出来ず、退こうにも未だ腰を捕まれて出来ない。


間近に迫ってきたねんちゃくに##NAME1##の顔が真っ赤になり、ギュッと目を瞑る。




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