この手を取ったら
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「##NAME1##」
「はい、四世様」
「最近お前の働きは素晴らしい早さで片付けてくれて、嬉しいぞ」
「お誉めの言葉、ありがとうございます」
「そして、お前に1つ、仕事を頼みたい」
「なんでしょう?」
「近頃マルハーゲ帝国付近で殺し屋が頻繁に出現する話を聞いているな?」
「はい」
二年前だったか、ナイフも銃も使わず相手を殺す殺し屋が出没している。
だが、この最近銃を使っている痕跡が発見した。
最初は別人だと考えていたが、鍵を開ける痕跡が同じだったため同一人物だということが分かった。
だが、何故かソイツの素性が分からないのだ。
情報部が全力を尽くして調べ上げても何故かその資料が全て灰になるのだ。
「その殺し屋の次のターゲットの場所が分かったのだ」
「・・!本当ですか!」
「ああ。情報部が見事手に入れてな、それでお前に我が帝国区域を荒らすソイツを殺してほしい。
やった暁にはお前を暗殺部隊総隊長に昇格してやる」
「了解しました」
私は情報部からその場所の資料を受けとり、部屋を出た。
・・・・・・・・・
「##NAME1##様!」
声をかけられた##NAME1##が振り向けば、##NAME1##の部下、ねんちゃくが走ってきた。
「凄いじゃないですか!総隊長に昇格だなんて」
「まだよ、今回の殺しのターゲットを殺すことができたらの話よ。・・・でも」
「でも?」
「正直、もうやんなっちゃってきたの。直ぐにでもここを抜け出したい」
「そんな!マルハーゲ帝国を抜け出したらどうなるか事ぐらいあなたが一番よく知ってる筈です!!」
そう、マルハーゲ帝国を裏切れば地の果てでも追いかけれ必ず殺しに来る。
「・・・ばかね、冗談よ」
「あ、はぁ・・・」
「じゃあいってくるね」
この時、##NAME1##が何処か遠いところに行ってしまうのではないか、とねんちゃくは感じた。
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