カスカベ最強(?)夫婦



「み、みさえ。いったん落ちt「アナタは黙ってなさい!!」はい」


「いい!?誰がアンタ達にご飯を作っていると思う?私達女よ、妻よ!アンタ達の体のことを考えて毎日毎日献立を考えて作っているのよわかる!?」


「(ここのところメンドクサイとか言って手抜きなものばかりだけどな・・・)」


「それに掃除・洗濯、家事全般!アンタ達の知らないところで私達主婦は尽くしてるのよ感謝しなさい!!

女が偉そうにするなですって?だったらアンタ達家事したことがあるの!?無いくせに、そっちこそ偉そうに言うなっ!!!

妻がどれだけ夫に尽くしてるか、わかったか!!?」



・・・パチパチパチ



「「「「?」」」」



音のする方に振り向けば濃姫とお市が拍手をしていた。



「・・・よく言ってくれたわ・・・!私、感動した!」


「市も・・・!」


「あ、あらそう?」


「ねぇ、私とお話ししてもいいかしら?」


「市も、貴女とお話ししたい・・・」


「そう?いいわよ」


「おい!貴様等ここをどこだt「うっさい老け顔のオヤジは黙ってなさい!!」!!」



信長達3人を黙らせ、みさえと濃姫とお市は楽しく談笑し始めた。



「おーい、みさえー・・・おーい・・・」


「で、貴方方は何者なのですか?」


「え!?えっと・・・とぉ~~~いところから来たただの夫婦です」


「ただの夫婦が信長公達をあんなふうに落ち込ませますか?」


「え~~と・・・な、なんででしょうかね~・・・?

あ、あの、ここに子供がいるってあの松永さんに聞かされたんですけど、どこにいます?」


「子供?子供ならここにおります」



光秀が蘭丸を指す。



「ええ!?子供ってこの子供!?」


「おいお前!蘭丸を子供扱いすると許さないぞ!!」


「あの、五才くらいの子供見ませんでした?」


「いえ、そんな子供この城にはおりません」


「そうか・・・。

おいみさえ、しんのすけ達を探しに行くぞ」


「つまりね、言うときにはビシって言わないといけないのよ」


「なるほどねぇ」


「市、今度長政様に言ってみる」


「えぇビシって言ってやんなさい。それでも口答えするようなら一発ビンタしたりゲンコツしたりしなさい!」


「頑張りなさいお市」


「うん・・・市、頑張る」


「お、おい市!?」


「「「オホホホ(フフフフ・・・)!!」」」


「・・・・・聞いてねぇ」


「君も苦労してるんだね」




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