逆車輪マン
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『?パナさん?』
何故急に腕を捕まれたのか分からず##NAME1##は離して貰うよう言うのだが、
『パナさん、すみませんあたし急いでいるから離してくれない?』
「あ、いや、その・・・」
パナも何故腕を掴んだのか分からず口ごもっていたが、恐る恐る力を緩めていく。
あとちょっとで完全に離れるというのになかなか離してくれない。
『・・・パナさん・・・?』
「ッ!わ、悪い・・・」
ようやくパナが腕を離してくれて、##NAME1##は急いでビュティ達の元へと戻っていった。
「(・・・・・何やってたんだ、俺は・・・・・?)」
何故あの小娘の腕を掴んだのか自分でも分からず、しかし手放したくなかった。
先程も、ボーボボ達の仲間で敵であるのに、助ける義理もないと思っていたが、体が勝手に動き安否の確認まで口走ってしまった。
「ホント、何やってたんだが俺は」
片手で顔を覆い被さって考えていたら走ってた##NAME1##がこちらに振り向き
『パナさーん!!今度助けて貰ったお礼に一緒にご飯食べませんかーー?』
大きな声で掛けてくる##NAME1##に、その笑顔にパナは大きく眼を見開き思わず顔を赤く染めた。
「あ、あぁ///!!!」
何も考えず思わず返事を返すパナ。
その事に気付かず##NAME1##は大きく手を振りその場を去った。
「(・・・あぁそっか。俺は、奴の笑顔が見たかったのか・・・)」
ようやく答えを導きだしたパナもその場を去ろうと##NAME1##とは反対方向に帰っていった。
未だ逆さまの状態のままで。
END