あっ、ボーボボ達許してくれるかなあ？




　　 §逆車輪マン§




『う～～～ん・・・・・・あと少しなのに・・・』



旅の途中ビュティが風邪を引いてしまった。


ボーボボ達は偶然見つけた小屋と書かれたお菓子の家に入り、魔女の格好をした謎の男性外国人を小屋から追い出し（撃退とも言う）、お菓子を食べながらビュティの看病をし始めた。


だがその時手持ちの薬がきらしていたことに気付き、小屋の中を探してもどこにも見つからず（怪しそうな薬は見つかったが）##NAME1##は近くに薬草がないか探してくると言って小屋から飛び出し探しだした。


草の根を掻き分けたり姿勢を低くして探すが見つからず、ふと崖下を見ると崖から少し下の方に草が生えていた。


図鑑で見たことがある##NAME1##はそれが薬草だっていうことに気付き、手を伸ばす。


しかしあと少しっていうところでなかなか届かず、冒頭のセリフを吐いた。



『もうちょっと、もうちょっと・・・・！！』



ビュティの為に、大事な仲間の為に必死に手を伸ばす。


そしてようやく薬草を掴むことが出来た。



『やっ―――ッ！？』



突如もう片方の手を付いてた崖が崩れ、##NAME1##が頭から崖に落ちてしまった。



『ッ！！？キャア！！！』



すぐ崖の隙間から生えてる枝に掴み、なんとか真っ逆さまに落ちずにすんだ。


しかし枝は短く、また掴んだところは細く、あと少しで折れてしまう。


メキメキと折れる音が##NAME1##の耳に入り恐怖心を煽る。


助けを呼ぼうにも一人で勝手に飛び出してしまい、近くに誰かがいる筈もなく呼ぼうにも呼べない。



『(もうダメ・・・！)』



ギュッと眼を瞑った。



その時！




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