真実を求めて
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「貴方その刀、毒を塗ってますね?」
「あぁ。一太刀浴びたら5分で死んでしまう猛毒をな。
その女も、そこの男も死ぬ」
笑うことを止めない男に##NAME1##はギリッと歯軋りをさせる。
そして男に睨みながらあることを尋ねる。
「貴方が、あの【Argent satan】ですか?」
その言葉を待ってましたと言わんばかりに、男は不気味な笑みを深めた。
「あぁそうだ。この前まで大人しくしていたがまた暴れさせて貰ってるぜ。
お前さん等も聞いたことあるだろ?大男に銀髪の長髪、そして銀色に輝く日本刀。
俺が【Argent satan】だ」
淡々と話す男――【Argent satan】に##NAME1##の体に緊張が走った。
これまで【Argent satan】の人物像に関する噂は数々調べてきた。
今目の前にいる男はその噂の中にどれも当てはまる。
「悪いが、死んで貰うぜ。恨むんならこんなとこで俺に会ってしまった自分達の運命に恨むんだな。ハーハッハッハッ!!!」
愉快に笑う【Argent satan】に怒るが為す術が無く、##NAME1##はただジッと睨むだけ。
「それか、俺の女になるってんならお前を殺さず俺の側に居させてやるぜ」
「べーっ。誰がなるもんですか」
「・・・そうか・・・なら死ねっ!!」
「##NAME1##っ!!!」
【Argent satan】が日本刀を大きく振りかぶり、来るであろう衝撃に##NAME1##は眼をギュッと瞑った。
「SHOT真拳奥義 冷凍(フリーズ)ショット!」
――ドン!
「「ッッ!!?」」
突然女の声と銃声が聞こえ、次に【Argent satan】の驚く声が聞こえた。
「な、なんだこれは!!?
俺の、俺の刀が・・・!!?」
瞑ってた眼を開けると【Argent satan】の日本刀が凍っていた。
「ったく、昔の俺の異名を使ってる馬鹿がいると聞いたが、全然似てねぇじゃねぇか」
声のした方に振り向くと、片方の手でガシガシと頭の後ろをかき、もう片方には銃口から煙が上がってる拳銃を持ち、呆れた表情を浮かべてる女がいた。
「・・・テメェ、何者(なにもん)だ?
俺の刀を凍らせたのはお前か?」
「だったら?」
「よくもやってくれたな!!俺が誰だか分かってやったのか!?俺は【Argent satan】だ!!!狙った獲物は恐怖に落とし入れ絶望の中でもがき苦しめさせてから殺す伝説の、最強の殺し屋【Argent satan】だ!!!」
女だと分かった途端【Argent satan】は余裕の笑みを浮かべペラペラと喋り出した。
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