真実を求めて
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***
「(あそこに行くのも久しぶりですね)」
渋谷の一角にいる自販機のところにやって来た##NAME1##。
自販機にはスライムとかつぶつぶイクラ水とかミントおしることか、あまりろくな飲み物しか置いていない。
##NAME1##は無言で自販機を開けた。
開けると下に続く階段があり、そこを下りて行く。
下に着き戸を開けると、一人少女がそこにいた。
「よう待っとったでぇ~##NAME1##」
「お久しぶりです、オヤジさん」
・
「お前さん、また奴のことを調べているんだって?」
少女――伝説の情報屋にして##NAME1##の知り合いであるオヤジ(女)が腹をボリボリとかきながもしっかり##NAME1##の眼を見る。
そんな情報(こと)がもう行き届いてることに別段驚く様子もなく##NAME1##は淡々と話す。
「はい。確かオヤジさんも、調べていましたよね?
私達と同じ人物を」
「・・・・・一応聞くわ。
何しにここに来た?」
「わかってますくせにー。
その人物との情報、お互い教え合いしません?」
隠す執拗もなく、##NAME1##は正直に言った。
「・・・情報も何も、以前にも教え合ったがおんなじだったじゃないか。
今更教え合うのも何も・・・」
「オヤジさんもあれから調べてますよね?」
「・・・・・・・」
「何か分かったこと、ありませんか?」
「・・・・・・いーや、ぜんぜん。真拳使ってまで調べようとしたが、掴めそうなところで突然カメラが壊れてしまってな。
だが奴の、【Argent satan】の噂はある程度は掴めてる」
「それなら私も掴んでます。けどどれもこれも曖昧でしてね。身長200mも越える大男か、または素早い動きを見せる老婆か、はたまた人間の皮を被った未確認生物・・・」
「武器は金属バットに大剣、刀に毒手拳の使い手、さらに爆弾、メチャクチャだが確信が付かん以上その噂に頼るしかないしな。
あっ、そうだ」
ここでオヤジがニヤッと笑いだし、こう言い出した。
「ここだけの話、最近になってまた奴が出たらしいぞ」
「奴って?・・・まさか・・・」
「そう、
【Argent satan】じゃ」
##NAME1##が眼を見開いた次の瞬間テレポートにより二人の後ろに楓が現れた。
「##NAME1##!【Argent satan】がまた出たぞ!!」
「・・・・・・知ってます。今聞かされましたから」
「っ!?そうか。じゃあその殺し屋が次の殺しに掛かることも、知っているか?」
「Σ!?なんですって?」
「ターゲットは分かったが場所がまだ。
あと、その殺し屋が本物の【Argent satan】なのかも、まだはっきりとは・・・」
「・・・わかりました。
オヤジさん」
改まった顔でオヤジに向き直る##NAME1##はこう切り出した。
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