喧嘩のちカツ丼
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それから数分後
「で、お前の名前は?」
「モグモグ・・・##NAME1##・・・ガツガツ・・・」
「・・・職業は?」
「ん~・・・ゴックン、万事屋、おかわり」
「万事屋だぁ~?お前まさかあの天パーんとこの従業員か?」
「ガツガツ・・・モグモグ・・・ゴックン、ガツガツ・・・天パ?誰だそいつ?バクバク・・・ゴックン、万事屋は俺一人だけだぜ?モグモグ・・・あっ、おかわり」
「・・・そうか・・・。何であんな大通りで喧嘩してたんだ?」
「ガツガツ・・・モグモグ・・・知らねぇよ。いきなり喧嘩吹っ掛けてきやがってさー・・・ガツガツ・・・ゴックン・・・どうやってあの街に着いたのかさえ覚えてなくてよ~・・・モグモグ・・・」
「ああ?覚えてねぇ?なんだ、どっか記憶失ってんのか?」
「あーー・・・ガツガツ・・・うーーん・・・そうかもなー・・・ゴックン。おかわり」
「・・・・・・いい加減食うの止めろーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
取り調べを受けながらも##NAME1##はカツ丼を既に7杯も平らげた。
食べながら答える##NAME1##に土方は机をバンッと勢いよく叩いて止めさせる。
「おいおい、何をそんなにイラついてんだよ瞳孔開き君」
「だぁれが瞳孔開き君だっ!!?土方だっつっただろ!!」
「そんなにイライラしてると頭禿げるぜ。カルシウム取れ、煮干し食え、牛乳飲め」
「余計なお世話だ!!大体誰がイラつかせてると思ってるんだ!?」
「土方さん、そうイライラしてる間に本当に髪の毛抜けちまってますぜ」
「・・・・・そうだった、その大半はお前だったな総悟・・・てか髪の毛ブチブチ抜いてんじゃねェエエエエーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
キレ始めた土方は総悟に斬りかかり、総悟はそれをヒョイヒョイかわしていく。
そんな二人を見ながら##NAME1##はカツ丼を食べることを止めない。
そこへ誰かが一人入ってきた。
「おいどうしたんだ、トシに総悟?そんな大声出して?」
「っ・・・、近藤さん」
男――近藤勲が人懐っこそうな笑みで三人に振り撒く。
そんな近藤を見て、##NAME1##は近くにいた総悟に話し掛ける。
「おい、ここにはゴリラを飼っているのか?」
「ゴリッΣ!?
え、それ俺のことじゃないよね?俺のことじゃないよね!!?」
聞こえた単語に必死に問いただす近藤を軽く無視し、土方達に質問をする。
「なあところでここは何処なんだ?」
「ああ?ここは真選組屯所だ。そしてさっきお前がいたとこはかぶき町っつー街だ」
「かぶき町?そんな街あったかなあ?」
カツを一口パクッと食わえた瞬間、ある記憶がブワッと浮かび上がった。
.